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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー プログラミング » ODBC サポート » ODBC アプリケーションの構築

 

ODBC ヘッダーファイルのインクルード

ODBC 関数を呼び出す C/C++ ソースファイルには、プラットフォーム固有の ODBC ヘッダーファイルが必要です。各プラットフォーム固有のヘッダーファイルは、ODBC のメインヘッダーファイル odbc.h を含みます。このヘッダーファイルには、ODBC プログラムの作成に必要な関数、データ型、定数定義がすべて含まれています。

 ♦ C/C++ ソースファイルへの ODBC ヘッダーファイルのインクルード
  1. ソースファイルに、該当するプラットフォーム固有のヘッダーファイルを参照するインクルード行を追加します。使用する行は次のとおりです。

    オペレーティングシステム インクルード行
    Windows #include "ntodbc.h"
    Unix #include "unixodbc.h"
    Windows Mobile #include "ntodbc.h"
  2. ヘッダーファイルがあるディレクトリを、コンパイラーのインクルードパスに追加します。

    プラットフォーム固有のヘッダーファイルと odbc.h は、どちらも SQL Anywhere インストールディレクトリの SDK\Include サブフォルダーにインストールされます。

  3. UNIX 用の ODBC アプリケーションを構築するときは、正しいデータアラインメントとサイズを取得するために、32 ビットのアプリケーションの場合はマクロ "UNIX"、64 ビットのアプリケーションの場合は "UNIX64" を定義する必要があることがあります。ただし、次に示すサポートされるコンパイラーのいずれかを使用している場合は、マクロの定義は不要です。

    • サポートされるプラットフォームにインストールされている GNU C/C++ コンパイラー
    • Linux 用の Intel C/C++ コンパイラー (icc)
    • Linux または Solaris 用の SunPro C/C++ コンパイラー
    • AIX 用の VisualAge C/C++ コンパイラー
    • HP-UX 用の C/C++ コンパイラー (cc/aCC)