SAException クラス

SQL Anywhere が警告またはエラーを返したときにスローされる例外です。

Visual Basic 構文

Public Class SAException Inherits System.Exception

C# 構文

public class SAException : System.Exception

基本クラス

メンバー

SAException クラスのすべてのメンバー (継承されたメンバーも含みます) を以下に示します。

名前	説明
GetBaseException method(System.Exception から継承)	派生クラスで上書きされる場合は、後続の 1 つ以上の例外の根本原因となる System.Exception を返します。
GetObjectData メソッド	SerializationInfo に例外に関する情報を設定します。
GetType method(System.Exception から継承)	現在のインスタンスのランタイムタイプを取得します。
ToString method(System.Exception から継承)	現在の例外を表す文字列を作成して返します。
Data property(System.Exception から継承)	例外に関するユーザー定義の追加情報を提供するキー／値のペアのコレクションを取得します。
Errors プロパティ	1 つまたは複数の SAError オブジェクトのコレクションを返します。
HelpLink property(System.Exception から継承)	この例外に関連付けられたヘルプファイルへのリンクを取得または設定します。
HResult property(System.Exception から継承)	特定の例外に割り当てられたコード化された数値 HRESULT を取得または設定します。
InnerException property(System.Exception から継承)	現在の例外を発生させた System.Exception インスタンスを取得します。
Message プロパティ	エラーが記述されたテキストを返します。
NativeError プロパティ	データベース固有のエラー情報を返します。
Source プロパティ	エラーを生成したプロバイダーの名前を返します。
StackTrace property(System.Exception から継承)	現在の例外がスローされた時点のコールスタックのフレームを表す文字列を取得します。
TargetSite property(System.Exception から継承)	現在の例外をスローしたメソッドを取得します。

備考

SAException にはコンストラクターがありません。通常、SAException オブジェクトは catch 内で宣言されます。例：

...
catch( SAException ex )
{
    MessageBox.Show( ex.Errors[0].Message, "Error" );
}

エラー処理の詳細については、エラー処理と SQL Anywhere .NET データプロバイダーを参照してください。

GetObjectData メソッド
 Errors プロパティ
 Message プロパティ
 NativeError プロパティ
 Source プロパティ

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