SQL キーワードには「予約語」として定義されているものがあります。SQL 文で予約語を識別子として使用するには、二重引用符、角カッコ、または逆引用符で囲みます。SQL 文で使用するキーワードは、すべてではありませんが多くが予約語になっています。たとえば、次の構文を使用して、SELECT テーブルの内容を取り出します。

SELECT *
   FROM "SELECT"

SQL キーワードは大文字と小文字が区別されず、次の各語は大文字、小文字、またはその任意の組み合わせで使用されます。次の語のいずれかと、大文字／小文字の区別のみが違う文字列はすべて予約語となります。

また、non_keywords オプションを使用してキーワードをオフにすることもできます。

reserved_keywords オプションは、デフォルトで無効にされている個別のキーワードを有効にします。

Embedded SQL を使用している場合、データベースライブラリ関数 sql_needs_quotes を使用すると文字列に二重引用符が必要かどうかを判別できます。文字列が予約語であるか、または通常識別子に使用できない文字が含まれている場合は、文字列に二重引用符を付けます。

sa_reserved_words システムプロシージャーを使用すると、予約語のリストを取得できます。

SQL Anywhere で予約語になっている SQL キーワードは次のとおりです。

 参照