CREATE EXTERNLOGIN login-name
TO remote-server
[ REMOTE LOGIN remote-user [ IDENTIFIED BY remote-password ] ]

デフォルトでは、SQL Anywhere は、クライアントに代わってリモートサーバーに接続するときは、常にそのクライアントの名前とパスワードを使用します。CREATE EXTERNLOGIN は、リモートサーバーとの通信に使用される代替ログイン名とパスワードを割り当てます。

REMOTE LOGIN 句が必要なのは、リモートサーバーが接続にユーザー ID とパスワードを必要とする場合のみです。リモートログインなしの外部ログインがあると、DBA はリモートサーバーにアクセスできるユーザーを制御できます。また、リモートアクセスレイヤーに対し、リモートサーバーへのログインにユーザー ID とパスワードが不要であることを指示できます。たとえば、ディレクトリアクセスサーバークラスには、ディレクトリサーバーへのアクセスを制限するために外部ログインが必要ですが、ディレクトリサーバーはユーザー ID とパスワードの検証を行わないため、リモートログインは不要です。

パスワードは内部的に暗号化された形式で保存されます。remote-server をローカルサーバーに認識させるには、ISYSSERVER テーブルのエントリを指定します。

パスワードの自動有効期限を使用するサイトでは、外部ログインのために、定期的なパスワードの更新を計画してください。

CREATE EXTERNLOGIN は、トランザクション内からは使用できません。

login-name の外部ログインを追加または修正できるのは、DBA 権限を持つユーザーのみです。

Windows Mobile ではサポートされません。

オートコミット。

• DROP EXTERNLOGIN 文
• CREATE SERVER 文
• 外部ログインの作成

サーバー sybase1 に接続するときに、ローカルユーザー DBA をパスワード Plankton が設定されたユーザー sa にマッピングします。

CREATE EXTERNLOGIN DBA
TO sybase1
REMOTE LOGIN sa
IDENTIFIED BY Plankton;