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オプティマイザーが使用するカラムの統計情報を再作成し、ISYSCOLSTAT システムテーブルに格納します。
CREATE STATISTICS object-name [ ( column-list ) ]
object-name : table-name | materialized-view-name | temp-table-name
CREATE STATISTICS 文は、SQL Anywhere がデータベースクエリの最適化に使用するカラムの統計情報を再作成します。また、ベーステーブル、マテリアライズドビュー、ローカルテンポラリテーブル、グローバルテンポラリテーブルで実行できます。プロキシテーブルに統計情報は作成できません。カラムの統計情報には、指定したカラムに関してデータベース内でのデータ分散を反映するヒストグラムが含まれます。デフォルトで、カラムの統計情報は 5 つ以上のローを持つテーブルでは自動的に作成されます。
データベースクエリの変化が激しい場合や、データが不均等に分散していたり、頻繁に変更されたりする場合は、テーブルまたはカラムに対して CREATE STATISTICS 文を実行すると、パフォーマンスを改善できることもあります。
統計情報が既に存在している場合、テーブルが空でなければテーブルのサイズに関係なく、CREATE STATISTICS 文は既存のカラムの統計情報を更新します。テーブルが空の場合は何も実行されません。空のテーブルについてカラムの統計情報が存在する場合、CREATE STATISTICS 文を使用しても変化しません。空のテーブルについてカラムの統計情報を削除するには、DROP STATISTICS 文を実行します。
CREATE STATISTICS の実行プロセスは、テーブルの完全スキャンを実行します。このため、慎重な検討を行ってから CREATE STATISTICS 文を実行してください。
統計情報を削除する場合は、CREATE STATISTICS 文を使用して再作成することをおすすめします。統計情報がない場合、オプティマイザーは非効率的なデータアクセスプランを生成し、データベースパフォーマンスの低下を招くことがあります。
DBA 権限。
実行プランは変化する可能性があります。
SQL/2008 ベンダー拡張。
次の文は、SalesOrderItems テーブルの ProductID カラムに対するカラムの統計情報を更新します。
CREATE STATISTICS SalesOrderItems ( ProductID );