sa_conn_properties( [ connidparm ] )

接続 ID を Number として返し、使用可能な各接続プロパティについて PropNum、PropName、PropDescription、Value を返します。すべての接続プロパティ、接続に関するデータベースオプション設定、接続に関連する統計情報の値が返されます。NULL 値を持つ有効なプロパティも返されます。

connidparm を指定しない場合は、現在のデータベースへの全接続のプロパティが返されます。connidparm が 0 未満の場合、現在の接続のプロパティ値が返されます。

「クラウドに関する注意点」テナントデータベース独立性ルールのため、この機能がクラウドで実行された場合、現在のテナントデータベースについての情報のみを返します。

なし。

なし。

• sa_conn_list システムプロシージャー
• sa_conn_options システムプロシージャー
• システム関数
• 接続プロパティ値のアクセス

次の例では、sa_conn_properties システムプロシージャーを使用して、全接続の接続プロパティ情報をまとめた結果セットを返します。

CALL sa_conn_properties( );

次の例では、sa_conn_properties システムプロシージャーを使用して、CPU 時間の降順で、すべての接続のリストを返します*。

SELECT Number AS connection_number,
    CONNECTION_PROPERTY ( 'Name', Number ) AS connection_name,
    CONNECTION_PROPERTY ( 'Userid', Number ) AS user_id,
  CAST ( Value AS NUMERIC ( 30, 2 ) ) AS approx_cpu_time
  FROM sa_conn_properties()
  WHERE PropName = 'ApproximateCPUTime'
  ORDER BY approx_cpu_time DESC;

* この例の提供者は RisingRoad Professional Services ( http://www.risingroad.com) の Breck Carter です。