sa_reset_identity システムプロシージャー

次の identity の値をテーブルに設定できます。このシステムプロシージャーを使用して、次に挿入されるローの AUTOINCREMENT 値を変更します。

構文

sa_reset_identity( 
tbl_name, 
owner_name, 
new_identity 
)

引数

tbl_name 識別値をリセットするテーブルを指定する CHAR(128) パラメーター。テーブルの所有者を指定しない場合、tbl_name はデータベースのテーブルをユニークに識別する必要があります。
owner_name 識別値をリセットするテーブルの所有者を指定する CHAR(128) パラメーター。owner_name が指定されていないか NULL の場合、3 番目の引数に名前を付ける必要があります。次に例を示します。 CALL sa_reset_identity ( 'Employees', new_identity = 100 );
new_identity オートインクリメントの開始値を指定する BIGINT パラメーター。

備考

テーブルに挿入されるローに対して生成される次の ID 値は、new_identity + 1 です。

new_identity + 1 がテーブルの既存のローと競合するかどうかを確認するチェックは発生しません。たとえば、new_identity を 100 と指定した場合、挿入した次のローは 101 という ID 値を取得します。ただし、テーブルに 101 がすでに存在する場合、ローの挿入は失敗します。

sa_reset_identity システムプロシージャーは、AUTOINCREMENT または GLOBAL AUTOINCREMENT のデフォルトが指定されたカラムのないテーブルに対しては使用できません。

sa_reset_identity システムプロシージャー

構文

引数

備考

パーミッション

関連する動作

参照

例