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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー SQL リファレンス » ビュー » システムビュー

 

SYSHISTORY システムビュー

SYSHISTORY システムビューの各ローは、データベースの開始、データベースの調整など、データベースに対するシステム操作を記録します。このビューの基本となるシステムテーブルは ISYSHISTORY です。

カラム名 データ型 説明
operation CHAR(128)

データベースファイルに対して実行されるオペレーションのタイプ。operation には次のいずれかの値を指定します。

  • INIT   データベースがいつ作成されたかに関する情報。

  • UPGRADE   データベースがいつアップグレードされたかに関する情報。

  • START   特定のオペレーティングシステム上で特定のバージョンのデータベースサーバーを使用してデータベースがいつ開始されたかに関する情報。

  • LAST_START   データベースサーバーが最後に開始された時刻に関する情報。LAST_START オペレーションは、LAST_START ローに現在格納されている値とは異なるバージョンのデータベースサーバーか異なるオペレーティングシステム、またはその両方でデータベースが開始されたときに START オペレーションに変換されます。

  • DTT   DB 領域で実行される 2 番目から最後のディスク転送時間 (DTT: Disk Transfer Time) の調整操作に関する情報。つまり、ALTER DATABASE CALIBRATE 文か ALTER DATABASE RESTORE DEFAULT CALIBRATION 文のどちらかの最後から 2 番目の実行に関する情報です。

  • LAST_DTT   DB 領域で実行される最新の DTT 調整操作に関する情報。つまり、ALTER DATABASE CALIBRATE 文か ALTER DATABASE RESTORE DEFAULT CALIBRATION 文のどちらかの最新の実行に関する情報です。

  • LAST_BACKUP   最後のバックアップ (バックアップの日時を含みます)、バックアップの種類、バックアップするファイル、バックアップを実行したデータベースサーバーのバージョンに関する情報。

object_id UNSIGNED INT DTT と LAST_DTT 以外の操作については、このカラムの値は 0 になります。DTT と LAST_DTT の操作の場合、SYSDBSPACE システムビューで定義されている DB 領域の dbspace_id です。
sub_operation CHAR(128)

DTT と LAST_DTT 以外の操作については、このカラムの値は、空の単一引用符 (") のセットになります。DTT と LAST_DTT の操作の場合、このカラムには、DB 領域で実行されるサブ操作の種類も含まれます。次のような値があります。

  • DTT_SET   DB 領域の調整が設定されます。

  • DTT_UNSET   DB 領域のデフォルト設定が復元されます。

version CHAR(128) オペレーションの実行に使用されるデータベースサーバーのバージョンとビルド番号。
platform CHAR(128) オペレーションが実行されたオペレーティングシステム。
first_time TIMESTAMP 特定のオペレーティングシステム上の特定のバージョンのソフトウェアでデータベースが最初に開始された日時。
last_time TIMESTAMP 特定のオペレーティングシステム上の特定のバージョンのソフトウェアでデータベースが最後に開始された日時。
details LONG VARCHAR このカラムは、データベースサーバーの起動に使用されたコマンドラインオプションやデータベースに対して有効になっている機能ビットなどの情報を格納します。この情報は、Sybase 製品の保守契約を結んでいるサポートセンタが使用します。
 基本となるシステムテーブルに関する制約
 参照