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文字と Unicode エスケープシーケンスで構成される文字列を NCHAR 文字列に変換します。
UNISTR( string-expression )
string-expression 変換される文字列。
UNISTR 関数を使用すると、SQL 文で使用される CHAR 文字セットで表現できない Unicode 文字を使用できるようになります。たとえば、英語環境では UNISTR 関数を使用すると、漢字を使用できるようになります。
UNISTR 関数には N'' 定数と機能が似ています。ただし、UNISTR 関数は Unicode 文字と CHAR 文字セットの文字を使用できますが、N'' 定数は CHAR 文字セットの文字のみを使用できます。
string-expression には文字と Unicode のエスケープシーケンスが含まれます。Unicode のエスケープシーケンス形式は、\uXXXX または \uXXXXXX です (各 X は 16 進数)。UNISTR 関数は、個々の文字と Unicode のエスケープシーケンスを対応する Unicode 文字に変換します。
6 桁の Unicode のエスケープシーケンスを使用する場合、値は Unicode のコードポイントの最大値である 10FFFF を超えません。\u234567 などのシーケンスは 6 桁の Unicode エスケープシーケンスではありません。4 桁のシーケンス \u2345 の後に、文字 6 と 7 が続きます。
2 つの隣接する Unicode エスケープシーケンスが UTF-16 の代理ペアを構成する場合、出力時に 1 つの Unicode 文字に結合されます。
SQL/2008 ベンダー拡張。
次の例は、文字列 Hello を返します。
SELECT UNISTR( 'Hel\u006c\u006F' );
次の例は、UTF-16 の代理ペア D800-DF02 を Unicode コードポイント 10302 に結合します。
SELECT UNISTR( '\uD800\uDF02' );
この例は前の例と同等です。
SELECT UNISTR( '\u010302' );