SQL Anywhere では、まず、多角形を構成するリングの方向によって多角形が解釈されます。定義された点の順序でリングを移動した場合、多角形の内側がリングの左側になります。平面と曲面の空間参照系では、同じルールが適用されます。ほとんどの場合、外部リングは反時計回りの方向で、内部リングは逆の方向 (時計回り) となります。例外は、ROUND EARTH に北極または南極が含まれるリングの場合です。
デフォルトでは、多角形が SQL Anywhere の内部的なリング方向と異なるリング方向で作成されている場合は、自動的に再方向付けされます。CREATE SPATIAL REFERENCE SYSTEM 文の POLYGON FORMAT 句を使用して、入力データの多角形リングの方向を指定します。これは、空間参照系の入力データで同じリングの方向を使用している場合にのみ実行する必要があります。POLYGON FORMAT は、一部の多角形および複数面のコンストラクターでも指定できます。
たとえば、多角形を作成し、ポイントを時計回りの順で指定すると (Polygon((0 0, 「5 10, 10 0,」 0 0), (4 2, 4 4, 6 4, 6 2, 4 2))
)、データベースサーバーは、ポイントが反時計回りになるように自動的に並べ替えます ()。 Polygon((0 0, 「10 0, 5 10,」 0 0), (4 2, 4 4, 6 4, 6 2, 4 2))
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内部リングが外部リングより前に指定された場合、外部リングが最初のリングとして表示されます。
曲面空間参照系で多角形の再方向付けが機能するためには、多角形の直径は 160 度に制限されます。
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