アプリケーションが「オートコミットモード」で実行されている場合、SQL Anywhere は各文を別々のトランザクションとして扱います。これは、それぞれの文の最後に COMMIT 文を付加して実行するのと同じ効果があります。
オートコミットモードで実行する代わりに、SQL 文をグループ分けして各グループが 1 つの論理タスクを実行するようにします。オートコミットを無効にする場合は、SQL 文の各論理グループの後に明示的にコミットを実行してください。また、論理トランザクションが大きい場合は、ブロッキングとデッドロックが発生する可能性があることに注意してください。
トランザクションログファイルを使用していない場合、オートコミットモードを使用するコストは高くなります。各文の終わりで、チェックポイントが強制的に実行されます。チェックポイントとは、多数の情報ページをディスクに書き込む操作です。
各アプリケーションインターフェイスには、オートコミット動作を設定する独自の方法があります。Open Client、ODBC、JDBC インターフェイスでは、オートコミットはデフォルトの動作です。
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