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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー SQL の使用法 » パフォーマンスの向上、診断、モニタリング » パフォーマンス向上のヒント » キャッシュ関連のパフォーマンスに関連するヒント » パフォーマンス向上のためのキャッシュの使用

 

キャッシュとオプティマイザー

たとえば、カーソルの中身を保持するために追加メモリを予約すると、コストがかかります。キャッシュが一杯であれば、1 ページまたは複数のページをディスクに書き込み、新しいページの領域を確保しなければなりません。後続の操作を完了するために、数ページの再読み込みが必要になることもあります。この状況で、SQL Anywhere は、追加バッファーキャッシュオーバーヘッドを必要とする実行プランに高いコストがかかるようにしています。このコストにより、オプティマイザーはワークテーブルを使用するプランを選択しないようになっています。ただし、パフォーマンスが向上する場合には、オプティマイザーは注意しながらメモリを使用します。たとえば、サブクエリの結果がクエリ処理中に繰り返し必要になる場合、これらの結果をキャッシュします。