Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー SQL の使用法 » リモートデータとバルクオペレーション » データのインポートとエクスポート » データインポート » INPUT 文を使用したデータのインポート

 

INPUT 文を使用したデータのインポート

Interactive SQL を使用して、テキストファイルまたは CSV ファイルから、データをデータベースにインポートできます。

前提条件

なし。

内容と備考

INPUT 文は Interactive SQL 文なので、IF 文などの複合文やストアドプロシージャーでは使用できません。

 ♦ データのインポート (INPUT 文の場合)
  1. 次の値から成るテキストファイルを作成し (値は 1 行で入力します)、new_employees.txt という名前で保存します。

    101,500,'Chan','Julia',100,'300 Royal Drive',
    'Springfield','OR','USA','97015','6175553985',
    'A','017239033',55700,'1984-09-29',,'1968-05-05',
    1,1,0,'F'
  2. Interactive SQL を開き、SQL Anywhere 12 サンプルデータベースに接続します。

  3. [SQL 文] ウィンドウ枠に INPUT 文を入力します。

    INPUT INTO Employees
    FROM c:\new_employees.txt
    FORMAT TEXT;
    SELECT * FROM Employees;

    この文では、SQL Anywhere 12 データベース内のインポート先テーブルの名前は Employees であり、new_employees.txt はソースファイルの名前です。

  4. 文を実行します。

    インポートに成功すると、[メッセージ] タブに、データのインポートに要した時間が表示されます。インポートに失敗した場合は、インポートに失敗した理由を示すメッセージが表示されます。

 ♦ INPUT 文を使用して Excel CSV ファイルからデータを入力する
  1. Excel で、Excel ファイルのデータをカンマ区切り (CSV) ファイルに保存します。たとえば、ファイルに c:\test\finance_comma_delimited.csv という名前を付けます。

  2. Interactive SQL で、SQL Anywhere データベース (demo12 データベースなど) に接続します。

  3. imported_sales という名前のテーブルを作成し、必要なカラムを追加します。CSV ファイルからデータを入力する場合は、CREATE TABLE 句を使用してテーブルを作成することはできません。

  4. SKIP 句を使用し、Excel によって CSV ファイルの最初の行に配置されたカラム名をスキップして、INPUT 文を実行します。

    INPUT INTO "imported_sales" FROM 'c:\\test\\finances.csv' SKIP 1

結果

データが、指定されたデータベースにインポートされます。

次の手順

なし。