テーブル上のクエリのパフォーマンスを向上するよう、テーブルのプライマリキーを設定できます。
前提条件
DBA 権限を所有している、テーブルの所有者である、またはテーブルを変更するパーミッションを所有している必要があります。
プライマリキーのカラムに NULL 値を含むことはできません。このため、プライマリキーのカラムには、NOT NULL を指定します。
内容と備考
次のとおりです。
データベースに接続します。
プライマリキーを追加するには、ALTER TABLE...ALTER column-name column-alteration 文を実行して、テーブルのプライマリキーを追加します。
プライマリキーを削除するには、ALTER TABLE...DROP PRIMARY KEY 文を実行します。
プライマリキーを変更するには、ALTER TABLE...DROP PRIMARY KEY 文を実行して既存のプライマリキーを削除し、ALTER TABLE...ALTER column-name column-alteration 文を実行してテーブルの新しいプライマリキーを設定します。
例
次の文は、Skills という名前のテーブルを作成し、SkillID カラムをプライマリキーとして割り当てます。
CREATE TABLE Skills ( SkillID INTEGER NOT NULL, SkillName CHAR( 20 ) NOT NULL, SkillType CHAR( 20 ) NOT NULL, PRIMARY KEY( SkillID ) ); |
プライマリキー値は、テーブル内のローごとにユニークである必要があります。この例では、特定の SkillID を持つローを複数設定できません。テーブルの各ローは、そのプライマリキーによってユニークに識別されます。
プライマリキーに SkillID カラムと SkillName カラムを組み合わせて使用するようにプライマリキーを変更する場合は、作成したプライマリキーを削除してから、新しいプライマリキーを追加します。
ALTER TABLE Skills DELETE PRIMARY KEY ALTER TABLE Skills ADD PRIMARY KEY ( SkillID, SkillName ); |
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