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診断トレーシングセッションの作成 (SQL の場合)

Interactive SQL で ATTACH TRACING 文を実行して、トレーシングセッションを開始できます。

前提条件

DBA または PROFILE 権限

内容と備考

注意

トレーシングセッションを開始することをトレーシングの追加ともいいます。同様に、トレーシングセッションを停止することをトレーシングの分離ともいいます。トレーシングを開始、停止する SQL 文は、それぞれ ATTACH TRACING と DETACH TRACING です。

 ♦ 診断トレーシングセッションの作成
  1. データベースに接続します。

  2. sa_set_tracing_level システムプロシージャーを使用してトレーシングレベルを設定します。

  3. ATTACH TRACING 文を実行してトレースを開始します。

  4. DETACH TRACING 文を実行してトレースを停止します。

結果

トレーシングセッションが作成され、完了します。

次の手順

診断トレーシングデータは、Sybase Central のアプリケーションプロファイリングモードで表示されます。

この例は、現在のデータベースの診断トレーシングを開始し、トレーシングデータを別個のデータベースに格納し、格納するデータ量を 2 時間に制限する方法を示します。この例はすべて 1 行で記述します。

ATTACH TRACING TO 
'UID=DBA;PWD=sql;Server=server47;DBN=tracing;Host=myhost' LIMIT HISTORY 2 HOURS;

この例は、現在のデータベースの診断トレーシングを開始し、トレーシングデータをローカルデータベースに格納し、格納するデータ量を 2 MB に制限する方法を示します。

ATTACH TRACING TO LOCAL DATABASE LIMIT SIZE 2 MB;

この例は、診断トレーシングを停止し、トレーシングセッション中に取得された診断データを保存する方法を示します。

DETACH TRACING WITH SAVE;

この例は、診断トレーシングを停止し、診断データを保存しない方法を示します。

DETACH TRACING WITHOUT SAVE;

 参照