CREATE FUNCTION 文を使用してユーザー定義関数を作成します。この文を実行するには、リソース権限が必要です。
次に示す例は、2 つの文字列を、間にスペースを入れた形で結合し、姓と名前から氏名を作成するのに使います。
CREATE FUNCTION FullName( FirstName CHAR(30), LastName CHAR(30) ) RETURNS CHAR(61) BEGIN DECLARE name CHAR(61); SET name = FirstName || ' ' || LastName; RETURN ( name ); END; |
CREATE FUNCTION の構文は、CREATE PROCEDURE 文の構文と若干異なります。次に相違点を示します。
IN、OUT、INOUT などのキーワードは必要ありません。すべてのパラメーターは IN パラメーターです。
返されるデータ型を指定するために RETURNS 句が必要です。
返される値を指定するために RETURN 文が必要です。
Sybase Central からユーザー定義関数を作成することもできます。
SQL Anywhere 12 プラグインを使用して、DBA 権限またはリソース権限のあるユーザーとして、データベースに接続します。
左ウィンドウ枠で、[プロシージャーとファンクション] をクリックします。
[ファイル] » [新規] » [ファンクション] をクリックします。
ファンクション作成ウィザードの指示に従います。
右ウィンドウ枠で、[SQL] タブをクリックして、プロシージャーコードを完了します。
新しい関数は、[プロシージャーとファンクション] に表示されます。
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