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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー SQL の使用法 » トランザクションと独立性レベル

 

トランザクション内のセーブポイント

「セーブポイント」を使用して関連する文をグループ分けすることによって、トランザクション内の重要な状態を識別し、そこに戻ることができます。

SAVEPOINT 文は、トランザクションの中に中間ポイントを定義します。そのポイント以降の変更はすべて ROLLBACK TO SAVEPOINT 文を使ってキャンセルできます。RELEASE SAVEPOINT 文の実行後、またはトランザクションの終了後は、セーブポイントは使えなくなります。セーブポイントは、COMMIT には影響しません。COMMIT が実行されると、トランザクション中に加えられたすべての変更がデータベースの中で永続的なものになります。

RELEASE SAVEPOINT や ROLLBACK TO SAVEPOINT 文では、ロックは解放されません。ロックはトランザクションの最後でのみ解放されます。

 セーブポイントの命名とネスト