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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー SQL の使用法 » トランザクションと独立性レベル » 独立性レベルと一貫性

 

独立性レベルの設定

データベースへの各接続は独自の独立性レベルを持ちます。さらに、データベースはユーザーやグループごとにデフォルトの独立性レベルを保存できます。isolation_level database データベースオプションの PUBLIC 設定によって、単一のデフォルトの独立性レベルをデータベースグループ全体に設定できます。

テーブルヒントを使用して独立性レベルを設定することもできますが、これは高度な機能であるため必要な場合にのみ使用してください。

接続の独立性や、ユーザー ID に設定されたデフォルトのレベルは、SET OPTION 文を使用して変更できます。パーミッションを持っている場合は、他のユーザーやグループの独立性レベルも変更できます。

 ♦ 現在のユーザーの独立性レベルの設定

スナップショットアイソレーションを使用する場合は、先にデータベースでスナップショットアイソレーションを有効にする必要があります。

  • SET OPTION 文を実行します。たとえば次の文は、現在のユーザーに独立性レベル 3 を設定します。

    SET OPTION isolation_level = 3;
 ♦ ユーザーまたはグループの独立性レベルの設定

スナップショットアイソレーションを使用する場合は、先にデータベースでスナップショットアイソレーションを有効にする必要があります。

  1. DBA 権限のあるユーザーとしてデータベースに接続します。

  2. isolation_level の前にグループ名とピリオドを付加し、SET OPTION 文を実行します。たとえば次の文は、グループ PUBLIC のデフォルトの独立性レベルを 3 に設定します。

    SET OPTION PUBLIC.isolation_level = 3;
 ♦ 現在の接続の独立性レベルの設定

スナップショットアイソレーションを使用する場合は、先にデータベースでスナップショットアイソレーションを有効にする必要があります。

  • TEMPORARY キーワードを使用して SET OPTION 文を実行します。たとえば次の文は、現在の接続に対して独立性レベル 3 を設定します。

    SET TEMPORARY OPTION isolation_level = 3;
 デフォルトの独立性レベル
 参照