データベースへの各接続は独自の独立性レベルを持ちます。さらに、データベースはユーザーやグループごとにデフォルトの独立性レベルを保存できます。isolation_level database データベースオプションの PUBLIC 設定によって、単一のデフォルトの独立性レベルをデータベースグループ全体に設定できます。
テーブルヒントを使用して独立性レベルを設定することもできますが、これは高度な機能であるため必要な場合にのみ使用してください。
接続の独立性や、ユーザー ID に設定されたデフォルトのレベルは、SET OPTION 文を使用して変更できます。パーミッションを持っている場合は、他のユーザーやグループの独立性レベルも変更できます。
スナップショットアイソレーションを使用する場合は、先にデータベースでスナップショットアイソレーションを有効にする必要があります。
SET OPTION 文を実行します。たとえば次の文は、現在のユーザーに独立性レベル 3 を設定します。
SET OPTION isolation_level = 3; |
スナップショットアイソレーションを使用する場合は、先にデータベースでスナップショットアイソレーションを有効にする必要があります。
DBA 権限のあるユーザーとしてデータベースに接続します。
isolation_level の前にグループ名とピリオドを付加し、SET OPTION 文を実行します。たとえば次の文は、グループ PUBLIC のデフォルトの独立性レベルを 3 に設定します。
SET OPTION PUBLIC.isolation_level = 3; |
スナップショットアイソレーションを使用する場合は、先にデータベースでスナップショットアイソレーションを有効にする必要があります。
TEMPORARY キーワードを使用して SET OPTION 文を実行します。たとえば次の文は、現在の接続に対して独立性レベル 3 を設定します。
SET TEMPORARY OPTION isolation_level = 3; |
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2012, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 12.0.1 |