マテリアライズドビューの定義をユーザーから隠すことができます。マテリアライズドビューを非表示にする場合、データベースに保存されたビュー定義を難読化します。
前提条件
DBA 権限を所有しているか、マテリアライズドビューの所有者でなければなりません。
内容と備考
マテリアライズドビューを非表示にすると、デバッガーを使用したデバッグでは、ビュー定義は表示されなくなり、プロシージャーのプロファイリングで定義を利用できなくなります。ただし、ビューをアンロードして他のデータベースに再ロードすることはできます。
マテリアライズドビューを非表示にすると元に戻せず、SQL を使用するだけで非表示にできます。
データベースに接続します。
ALTER MATERIALIZED VIEW ... SET HIDDEN 文を使用して、イベントハンドラーの定義を隠すことができるようになりました。
例
次の文は、マテリアライズドビュー EmployeeConfid3 を作成し、再表示して、ビュー定義を難読化します。
CREATE MATERIALIZED VIEW EmployeeConfid3 AS SELECT EmployeeID, Employees.DepartmentID, SocialSecurityNumber, Salary, ManagerID, Departments.DepartmentName, Departments.DepartmentHeadID FROM Employees, Departments WHERE Employees.DepartmentID=Departments.DepartmentID; REFRESH MATERIALIZED VIEW EmployeeConfid3; ALTER MATERIALIZED VIEW EmployeeConfid3 SET HIDDEN; |
次の例を実行するとき、作成したマテリアライズドビューを削除する必要があります。そうしないと、他の例を試すときに、基本となるテーブル Employees および Departments に対するスキーマ変更ができなくなります。
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