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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere サーバー SQL の使用法 » テーブル、ビュー、インデックス » ビュー » ビューの依存性

 

依存性情報の取得 (SQL の場合)

データベースのテーブルまたはビューの場合、そのオブジェクトに依存するオブジェクトのリストを取得できます。テーブルまたはビューを変更し、影響を受ける他のオブジェクトを把握する必要がある場合、これは便利です。

前提条件

この作業の実行にパーミッションは必要なく、PUBLIC でカタログにアクセスできることが想定されています。

内容と備考

SYSDEPENDENCY システムビューは依存性情報を格納します。SYSDEPENDENCY システムビューの各ローは、2 つのデータベースオブジェクト間の依存性を示します。直接依存性とは、あるオブジェクトがその定義内で別のオブジェクトを直接参照していることです。データベースサーバーは直接依存性情報を使用して、間接依存性を判断します。たとえば、ビュー A はビュー B を参照し、ビュー B はテーブル C を参照しているとします。この場合、ビュー A はビュー B に直接依存していて、テーブル C に間接依存しています。

 ♦ SQL を使用した依存性情報の取得
  1. データベースに接続します。

  2. sa_dependent_views システムプロシージャーを呼び出す文を実行します。

結果

従属ビューの ID リストが返されます。

次の手順

なし。

次の例では、sa_dependent_views システムプロシージャーを SELECT 文で使用して、SalesOrders テーブルに依存するビューの名前リストを取得します。このプロシージャーは、ViewSalesOrders ビューを返します。

SELECT t.table_name FROM SYSTAB t,  
sa_dependent_views( 'SalesOrders' ) v 
WHERE t.table_id = v.dep_view_id;

 参照