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SQL Anywhere 12.0.1 » Mobile Link クライアント管理 » Mobile Link 用 SQL Anywhere クライアント » SQL Anywhere クライアント

 

同期の開始

Mobile Link 同期を開始するのは、常にクライアントです。SQL Anywhere クライアントの場合は、dbmlsync ユーティリティ、Dbmlsync API または SQL SYNCHRONIZE 文を使用して同期を開始できます。どの方法でもセマンティックは似ていますが、同期のインターフェイスは異なり、独自のアプリケーションに同期を統合する機能も異なります。

同期の動作をカスタマイズするために多くのオプションがありますが、ほぼすべての同期で必要となるいくつかのオプションがあります。ここでは、これらのオプションについて説明します。

-c オプションでは、dbmlsync がリモートデータベースに接続する方法を制御する接続パラメーターを指定できます。SQL SYNCHRONIZE 文を使用するときには、文を実行しているデータベース接続から接続情報が取得されるため、この情報は必要ありません。

-s または Subscription オプションでは、リモートデータベースで定義されているどのサブスクリプションを同期するかを指定できます。

CommunicationAddress と CommunicationType 拡張オプションでは、同期時における Mobile Link サーバーへの dbmlsync の接続方法を決定するネットワークプロトコルオプションを指定できます。

CREATE SYNCHRONIZATION SUBSCRIPTION SQL 文の SCRIPT VERSION 句では、サブスクリプションの同期に使用するスクリプトバージョンを指定できます。スクリプトバージョンによって、同期の制御と処理を行うために Mobile Link サーバーで使用されるスクリプトが決まります。

 dbmlsync のパーミッション
 同期のカスタマイズ
 参照

dbmlsync 拡張オプションの使用
トランザクションログファイル
同期中の同時実行性
アプリケーションからの同期の開始