Mobile Link サーバーでユーザー認証を無効にするように選択しないかぎり、Mobile Link クライアントから同期を行うすべてのエンドユーザーは、毎回 Mobile Link ユーザー名とパスワードを入力しなければなりません。
ユーザー名とパスワードを入力するメカニズムは、Ultra Light クライアントと SQL Anywhere クライアントで異なります。
Ultra Light Ultra Light クライアントでは同期時に、同期構造体の password フィールドに有効な値を指定します。組み込みの Mobile Link 同期の場合、有効なパスワードとは、ml_user Mobile Link システムテーブルにある値と一致するものです。
アプリケーションでは、エンドユーザーに対して Mobile Link ユーザー名とパスワードの入力を要求してから、同期を行ってください。
Ultra Light 同期パラメーターとネットワークプロトコルオプションを参照してください。
SQL Anywhere ユーザーは、-mp オプションを使用して dbmlsync コマンドラインで有効なパスワードを指定するか、MobilinkPwd 拡張オプションを使用して同期サブスクリプションがあるデータベースにパスワードを格納することができます。このようにしないと、dbmlsync 接続ウィンドウでパスワードの指定を要求するプロンプトが表示されます。拡張オプションは、コマンドラインでパスワードを指定するよりも安全です。これは、コマンドラインは、同じコンピューターで実行中の他のプロセスから参照できるからです。
認証が失敗すると、ユーザー名とパスワードを再入力するように要求されます。
次の項を参照してください。
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