[詳細テーブル] には、同期の各部分の所要時間に関する情報が表示されます。時間はすべて Mobile Link サーバーによって測定されます。対応するスクリプトが定義されていなくても、所要時間が 0 ではない場合があります。
[ツール] » [オプション] を開き、次に [テーブル] タブを開くと、[詳細テーブル] ウィンドウ枠に表示されるカラムを選択できます。 使用できる統計の詳細については、Mobile Link の統計のプロパティを参照してください。
デフォルトでは、次のカラムが表示されます。
sync 各同期を識別します。この ID は、Mobile Link モニターではなく Mobile Link サーバーによって割り当てられるので、どの Mobile Link モニターセッションでも、1 から始まるとは限らず、続き番号になるとも限りません。同じ ID を [同期プロパティ] ウィンドウで見ることができます。 同期プロパティを参照してください。
remote_id リモートデータベースの ID。
user 同期ユーザー。
version 同期スクリプトのバージョン。
スクリプトバージョンを参照してください。
download_ack ダウンロード確認のタイプ (なし、ブロッキング、または非ブロッキング)。
start_time Mobile Link サーバーが同期を開始した日時 (これは、クライアントが同期を要求した時点よりも遅い場合があります)。
duration 同期の合計時間 (秒)。
sync_request Mobile Link がクライアントからアップロードされたデータを受信するのに要する時間 (秒)。これは、リモートデータベースからの接続で開始し、認証の直前に終了する同期の部分です。
receive_upload リモートデータベースと Mobile Link サーバーの間のネットワーク接続を確立してから、アップロードストリームの最初のバイトを受信するまでの時間。-sm を -nc よりも小さい値に設定した場合以外はこの時間はわずかです。-sm を -nc よりも小さい値に設定した場合は、-sm で指定したアクティブな同期の最大数よりも同期の数が多かった場合に同期が一時停止した時間が、この時間に含まれる可能性があります。
get_db_worker 空いているデータベースワーカースレッドを取得するために必要な時間。
connect 新しいデータベース接続が必要な場合に、データベースワーカースレッドでデータベース接続を確立するために必要な時間。たとえば、エラーの後や、スクリプトのバージョンが変更された場合に新しい接続が必要になります。
authenticate_user 認証を必要とする同期設定の場合に、Mobile Link が同期要求、ユーザー名、パスワードを検証するのに要する時間 (秒)。これは、ユーザー認証トランザクション (認証の開始から begin_synchronization イベントの直前まで) の長さです。
begin_sync begin_synchronization スクリプトが実行されている場合、実行に要する時間 (秒)。
apply_upload アップロードを統合データベースに適用するのに要する時間 (秒)。これは、begin_upload スクリプトから end_upload スクリプトまでの時間です。
prepare_for_download prepare_for_download スクリプトが実行されている場合、実行に要する時間 (秒)。
fetch_download データのダウンロードに要する時間 (秒)。これは、begin_download スクリプトから end_download スクリプトまでの時間です。ダウンロード確認が有効になっている場合は、ダウンロードをリモートデータベースに適用し、確認を返す時間が含まれます。
end_sync end_synchronization スクリプトが実行されている場合、実行に要する時間 (秒)。
テーブルを特定のカラムでソートするには、カラムの見出しをクリックします。Mobile Link モニターに表示される新しいデータがある場合は、ソートされて追加されます。
[ビュー] メニューで [詳細テーブル] オプションのチェックを外すことで、[詳細テーブル] ウィンドウ枠を閉じることができます。
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