SQL Anywhere と Ultra Light のデータベースでは、デフォルトのカラム値を GLOBAL AUTOINCREMENT に設定できます。このデフォルト設定は、ユニークな値を管理するカラムのすべてに適用できますが、特にプライマリキーの場合に役立ちます。
GLOBAL AUTOINCREMENT の値は、連続する値範囲でリモートデータベース間に分割されます。値のセットは有限であるため、各範囲のサイズが大きくなるほど、使用可能な範囲は少なくなります。必要に応じて範囲の正しいサイズを設定するには、注意が必要です。範囲は不足する可能性がありますが、不足を検出して新しい範囲を割り当てることができます。 デフォルト値の選択方法を参照してください。
カラムを GLOBAL AUTOINCREMENT カラムとして宣言します。
DEFAULT GLOBAL AUTOINCREMENT を指定すると、そのカラムの値のドメインが分割されます。各分割には同じ数の値が含まれます。たとえば、データベース内の整数カラムの分割サイズを 1000 に設定した場合、1 つの分割が 1001 から 2000 まで拡大します。また、2 つ目の分割は 2001 から 3000 まで拡大し、以降、同じように拡大していきます。
DEFAULT GLOBAL AUTOINCREMENT の宣言を参照してください。
global_database_id 値を設定します。
SQL Anywhere と Ultra Light のデータベースでは、データベースのデフォルト値は、そのデータベース番号でユニークに識別された分割からのみ設定されます。たとえば、データベースに ID 番号 10 を割り当て、分割サイズが 1000 の場合、このデータベースのデフォルト値は 10001 ~ 11000 の範囲から選択されます。このデータベースの別のコピーで、ID 番号 11 が割り当てられたデータベースからは、11001 ~ 12000 の範囲にある同一カラムのデフォルト値が指定されます。
グローバルデータベース ID の設定を参照してください。
DEFAULT GLOBAL AUTOINCREMENT の宣言
グローバルデータベース ID の設定
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2012, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 12.0.1 |