ダイレクトローハンドリングは、Mobile Link の高度な機能です。この機能を使用するには、Mobile Link アプリケーションの作成方法と Mobile Link API の使用方法を熟知していることが前提です。 次の項を参照してください。
Mobile Link は、SQL とダイレクトの 2 種類のローハンドリングをサポートしています。この 2 つは個別に使用することも併用することもできます。
SQL ローハンドリング リモートデータをサポートされた統合データベースに同期できます。SQL ベースのイベントは、競合の解決などの同期タスクを実行するための堅牢なインターフェイスを提供します。SQL を直接使用したり、Java と .NET 用の Mobile Link サーバー API を使用して SQL を返したりできます。
ダイレクトローハンドリング リモートデータを任意の中央テータソースに同期できます。ダイレクトローハンドリングを使用することで、特別な Mobile Link イベントや Java 用および .NET 用の Mobile Link サーバー API を使用して、同期された未加工のデータにアクセスできます。
同期可能なデータソースには、アプリケーション、Web サーバー、Web サービス、アプリケーションサーバー、テキストファイル、スプレッドシート、非リレーショナルデータベースなど、ほとんどのものが該当します。また、統合データベースとして使用できない RDBMS も指定できます。ただし、Mobile Link システムテーブルの格納には統合データベースが必要です。また、ダイレクトローハンドリングの数多くの実装が、統合データベースと別のデータソースとの両方に同期します。
ダイレクトローハンドリングを使用するには、Mobile Link 統合データベースの作成方法、同期スクリプトの追加方法、Mobile Link リモートユーザーの作成方法に関する知識が必要です。
次の図は、Mobile Link の基本アーキテクチャーを示しています。
ダイレクトローハンドリングのコンポーネント
ダイレクトローハンドリングの設定
ダイレクトローハンドリングに関する開発のヒント
ダイレクトアップロードの処理
ダイレクトアップロードでの競合の処理
ダイレクトダウンロードの処理
![]() |
DocCommentXchange で意見交換できます
|
Copyright © 2012, iAnywhere Solutions, Inc. - SQL Anywhere 12.0.1 |