authenticate_file_transfer 接続イベント

mlfiletransfer ユーティリティまたは MLFileDownload メソッドを使用してファイル転送のカスタム認証を実装します。

パラメーター

次の表の説明では、SQL データ型を示します。Java または .NET でスクリプトを作成する場合、適切なデータ型を使用してください。 SQL データ型と Java データ型とSQL データ型と .NET データ型を参照してください。

SQL スクリプトでは、名前または疑問符を使用してイベントパラメーターを指定できます。疑問符の使用は推奨されなくなりました。名前付きパラメーターを使用することをおすすめします。1 つのスクリプト内で名前と疑問符を混在させることはできません。疑問符を使用する場合、パラメーターは以下に示す順に指定する必要があり、後続のパラメーターが指定されていない場合のみ省略可能です (たとえば、パラメーター 2 を使用する場合は、パラメーター 1 を使用してください)。名前付きパラメーターを使用する場合は、パラメーターの任意のサブセットを任意の順に指定できます。

SQL スクリプトのパラメーター名	説明	順序 (SQL では非推奨)
s.file_authentication_code	INTEGER。必須。これは INOUT パラメーターです。認証の全体の成功状況を示します。この値が 1000 ～ 1999 の場合、ファイル転送は許可されます。この値が 2000 ～ 2999 の場合、ファイル転送は許可されません。	1
s.filename	VARCHAR(128)。必須。認証の対象となる、転送されているファイルの名前を示す INOUT パラメーターです。パスを含めたり、省略記号 (ピリオド 3 つ)、スラッシュ (/)、円記号 (\) を使用したりしないでください。ファイルは、mlsrv12 -ftr または -ftru オプションを使用して指定したルート転送ディレクトリまたは自動的に作成されるサブフォルダーに配置してください。これを明示的に指定しない場合、値は、デフォルトでクライアントによって Mobile Link サーバーに渡されたファイル名になります。	2
s.username	VARCHAR(128)。Mobile Link ユーザー名。	3
s.subdir	VARCHAR(128)。このオプションの INOUT パラメーターは、転送するファイルのサブフォルダーのロケーションを設定します。ルートディレクトリを使用する場合は、このオプションを NULL に設定します。このオプションに省略記号 (ピリオド 3 つ)、カンマ、スラッシュ (/)、円記号 (\) を含めないでください。このパラメーターを明示的に設定しない場合、値は、デフォルトで remote_key になります。	適用不可
s.remote_key	VARCHAR(128)。ファイル転送用のリモートキーを指定するオプションの IN パラメーターです。	適用不可

備考

Mobile Link サーバーはこのイベントを実行してから、mlfiletransfer ユーティリティまたは MLFileDownload メソッドを使用したダウンロードファイル転送を許可します。ユーザーが通常の認証を使用して認証した後、このイベントが実行されます。このスクリプトが定義されていない場合、ファイル転送は許可されます。

MLFileDownload メソッドは Ultra Light クライアントだけで使用できます。

参照

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