データベースワーカースレッドはそれぞれ、統合データベースへの接続を 1 つ使用します。Mobile Link サーバーは、接続をさらに 1 つ管理用に開きます。したがって、Mobile Link サーバーから統合データベースへの接続の最小数は、count + 1 となります。
データベースワーカースレッド数は Mobile Link 同期スループットに大きく影響するので、特定の同期設定に最適なデータベースワーカースレッド数を判別するためのテストを実行する必要があります。データベースワーカースレッド数によって同時に統合データベースでアクティブにできる同期の数が決まります。残りの同期はキューイングされてデータベースワーカースレッドが使用可能になるのを待機します。データベースワーカースレッドを追加するとスループットが向上する可能性がありますが、アクティブな同期の間で競合が発生する確率も高くなります。データベースワーカースレッドを追加していくと、ある時点で、複数の同期を同時に行うメリットよりも競合が発生する確率の方が大きくなり、スループットが低下します。