Notifier プロパティを使用すると、Notifier の動作を変更できます。Notifier のプロパティは、すべてオプションです。 これらのプロパティの設定の詳細については、サーバー起動同期の Mobile Link サーバー設定を参照してください。
プロパティ | 値 | 説明 |
---|---|---|
connect_string | connection_string |
データベースへの接続に使用されるデフォルトの接続動作を上書きします。デフォルト値は ianywhere.ml.script.ServerContext です。この値では、mlsrv12 コマンドラインで指定された接続文字列を使用します。 別のデータベースに接続するときに通知ロジックとデータを同期データから分離するのに便利です。ほとんどの展開ではこのプロパティを設定しません。 |
enable | { yes | no } |
Notifier を有効にするかどうかを指定します。-notifier mlsrv12 オプションを実行すると、有効な Notifier がすべて起動します。 |
gui | { yes | no } |
Notifier の動作中に Notifier ウィンドウを表示するかどうかを指定します。デフォルト値は yes です。 この Notifier ウィンドウを使用すると、ポーリング間隔を一時的に変更したり、すぐにポーリングを実行したりできます。また、Mobile Link サーバーを停止せずに Notifier を停止するために使用することも可能です一度停止すると、Mobile Link サーバーを停止して再度起動しないと、Notifier を再度起動できません。 |
isolation | { 0 | 1 | 2 | 3 } |
Notifier のデータベース接続の独立性レベルを指定します。次の値を使用できます。
デフォルト値は 1 です。レベルが高くなると競合が増加しますが、パフォーマンスが逆に低下することがあります。独立性レベルを 0 に設定すると、コミットされていないデータ (ロールバックする可能性のあるデータ) を読み出すことができます。 |
poll_every | number{ s | m | h } |
確認がタイムアウトになるまでに待機する時間を指定します。次に、使用可能な時間単位のリストを示します。
デフォルト値は 1m です。時間単位は、HHh MMm SSs のフォーマットで組み合わせることができます。時間単位が指定されていない場合、時間は秒単位で測定されます。 |
shared_database_connection | { yes | no } |
Notifier がデータベース接続を共有するかどうかを指定します。デフォルト値は no です。Notifier が接続を共有できるのは、その独立性レベルが同じ場合のみです。 パフォーマンスに悪影響を出さずにリソースを節約するには、yes を指定します。状況によっては、接続を共有できないことがあります。たとえば、アプリケーションが Notifier 間でユニークでない SQL 変数名を使用している場合などが該当します。 |
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