デバイストラッキングを使用することにより、Mobile Link サーバーでは、Push 要求のリモート ID 情報を使用してデバイスを追跡できます。デバイストラッキングゲートウェイは、自動追跡 IP アドレス、電話番号、公衆無線ネットワークプロバイダー ID を利用して SYNC ゲートウェイ、UDP ゲートウェイ、SMTP ゲートウェイを介して Push 通知を配信します。ゲートウェイは、最初に SYNC ゲートウェイを使用してデバイスへの接続を試みます。配信が失敗した場合は、UDP ゲートウェイ、続いて SMTP ゲートウェイが使用されます。この機能は、デバイスのアドレスを変更する場合に便利です。
デバイストラッキングゲートウェイには、最大で 3 つの従属ゲートウェイ (1 つの SYNC と 1 つの SMTP と 1 つの UDP) を持つことができます。Push 通知は、Mobile Link Listener から送信されたデバイストラッキング情報に基づいて、いずれかの従属ゲートウェイへ自動的にルーティングされます。従属ゲートウェイを有効にすると、デバイスアドレスの変更は、Mobile Link サーバーによって自動的に管理されます。アドレスが変更されると、Mobile Link Listener は統合データベースと同期して、ml_device_address システムテーブル内のトラッキング情報を更新します。
9.0.1 以降のほとんどの Mobile Link Listener は、デバイストラッキングをサポートしています。デバイストラッキングをサポートしない Mobile Link Listener を使用している場合、トラッキング情報を提供することで、デバイストラッキングゲートウェイを使用することもできます。
デバイストラッキングのサポート
デバイストラッキングゲートウェイ設定のクイックスタート
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