Mobile Link サーバーファームでの Notifier

11.0 以前の Mobile Link では、Mobile Link サーバーファームでサーバー起動同期を使用すると、冗長な Push 通知が発生し、追加の同期が行われ、Mobile Link サーバーファームの統合データベースに負荷がかかることがありました。現行バージョンでは、ファーム内のすべての Mobile Link サーバーで Notifier を実行できるようになりました。これらの Notifier によって、同じ Mobile Link Listener への冗長な Push 通知がなくなります。ローカルの Mobile Link サーバーに接続する必要があるときは、mlsrv12 -lsc サーバーオプションを使用して、他のサーバーに情報を渡すことができます。 -lsc mlsrv12 オプションを参照してください。

この機能を使用すると、1 つの Notifier がプライマリ、他のすべての Notifier がセカンダリになります。プライマリ Notifier は、直接、またはセカンダリを通じて間接的に、Push 通知を制御します。セカンダリ Notifier も、Mobile Link Listener 情報をプライマリ Notifier にルート指定するので、Mobile Link Listener の場所と、Mobile Link Listener への経路を認識しています。

プライマリ Notifier を実行している Mobile Link サーバーに障害が発生した場合、サーバーファームは新しいプライマリ Notifier を選択し、通知を継続します。

Mobile Link Listener は、どれがプライマリサーバーかを知らなくても、ファーム内のどの Mobile Link サーバーにも接続できます。

この機能を使用するには、ファーム内のすべての Mobile Link サーバーに次の mlsrv12 コマンドラインオプションが必要です。

例

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