このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:スキーマの設計を参照してください。
Mobile Link サーバーを使用してリモートクライアントを正常に統合データベースに同期すると、リモートデータベースには 1 軒の書店に関する情報が格納されます。SQL Anywhere 12 プラグインを使用すると、Sybase Central のリモートデータベースの内容を確認できます。
Sybase Central を起動します。
次の手順でリモートデータベースに接続します。
左ウィンドウ枠で [SQL Anywhere 12] を右クリックして [接続] を選択します。
[認証] ドロップダウンリストから [データベース] を選択し、次の手順を実行します。
[ユーザー ID] フィールドに DBA と入力します。
[パスワード] フィールドに sql と入力します。
[アクション] ドロップダウンリストから、[このコンピューターで稼動しているデータベースに接続] を選択します。
[サーバー名] フィールドに remote_eng と入力し、[データベース名] フィールドに remote_db と入力します。
[接続] をクリックします。
統合データベースから作成されたテーブルが表示されていない場合は、次の手順を実行します。
remote_db を右クリックして [所有者フィルターの設定] をクリックします。
[dbo] を選択して [OK] をクリックします。
統合データベースから作成されたテーブルが左ウィンドウ枠に表示されます。dbo がこれらのテーブルに対して持っている所有権はリモートデータベースで保持されます。
任意のリモートテーブルを選択して、右ウィンドウ枠の [データ] タブをクリックします。
sales、salesdetail、store の各テーブルでは、すべてのレコードが識別子 5023 の書店に関するものです。この書店は、他の書店の販売情報とは関係ありません。このため、リモート ID を基準にしてローをフィルター処理で除外するよう同期スクリプトを設定し、このデータベースのリモート ID を特定の書店識別子の値に設定します。この書店のデータベースは容量が少なく、同期に必要な時間も短くなります。リモートデータベースのサイズは最小限に抑えられているため、新しい販売記録の入力や過去の販売に対する払い戻し処理などの頻繁に行われる処理が迅速かつ効率的に実行されます。
クリーンアップに進みます。
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