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SQL Anywhere 12.0.1 » Mobile Link クイックスタート » Mobile Link チュートリアル » チュートリアル:Adaptive Server Enterprise 統合データベースと Mobile Link の使用

 

レッスン 10:同期

このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:スキーマの設計を参照してください。

このレッスンでは、dbmlsync ユーティリティを使用して、リモートクライアントを初めて同期します。dbmlsync は、リモートデータベースに接続して Mobile Link サーバーにより認証されると、リモートデータベースのパブリケーションに基づいてリモートデータベースと統合データベースを同期するのに必要なすべてのアップロードとダウンロードを実行します。

 ♦ リモートクライアントの同期
  1. コマンドプロンプトで、次のコマンドをすべて 1 行に入力して実行します。

    dbmlsync -c "SERVER=remote_eng;DBN=remote_db;UID=DBA;PWD=sql;"
        -n sync_ase_publication
        -u ase_remote -mp ase_pass
    • dbmlsync   同期アプリケーション。

    • SERVER=remote_eng   リモートデータベースサーバー名を指定します。

    • DBN=remote_db   リモートデータベース名を指定します。

    • UID   リモートデータベースへの接続に使用するユーザー名を指定します。

    • PWD   リモートデータベースへの接続に使用するパスワードを指定します。

    • sync_ase_publication   同期の実行に使用するリモートデバイスのパブリケーション名。(このパブリケーションは [同期モデル作成ウィザード] で作成されています。)

    • ase_remote   Mobile Link サーバーによる認証に使用するユーザー名。

    • ase_pass   Mobile Link サーバーによる認証に使用するパスワード。

    [SQL Anywhere Mobile Link クライアントのメッセージ] ウィンドウに同期の進行状況が表示されます。このコマンドが正常に実行されると、dbmlsync アプリケーションによりリモートデータベースに統合データベースの情報のサブセットが格納されます。

    同期が失敗した場合は、dbmlsync アプリケーションに渡す接続情報、および Mobile Link ユーザー名とパスワードを確認します。それでも失敗する場合は、使用したパブリケーション名を確認し、統合データベースと Mobile Link サーバーが実行中であることを確認します。また、同期ログ (サーバー、クライアントとも) の内容を確認することもできます。

    注意

    別のコンピューターにある dbmlsync アプリケーションを Mobile Link サーバーから実行している場合、Mobile Link サーバーのロケーションを指定する引数も渡す必要があります。

  2. レッスン 11:リモートデータベースのデータの表示に進みます。

 参照