Mobile Link では、アプリケーション開発のためのさまざまな方法が用意されています。それぞれの方法を単独で使うことも、組み合わせて使うこともできます。
同期モデル作成ウィザード このウィザードを使用すると、アプリケーションの開発作業を順を追って簡単に実行できます。まずスキーマがある中央データベースを作成し、その後でリモートデータベースと同期に必要なスクリプトを作成できます。また、このウィザードではダウンロード削除などの処理を行うためのシャドウテーブルを統合データベース上に作成できます。ウィザードが完了したら、モデルをさらにカスタマイズできます。同期モデル展開ウィザードでは、データベースとテーブルの作成、Mobile Link システムテーブルの更新、Mobile Link ユーティリティを実行するためのスクリプトの作成ができます。
展開した Mobile Link モデルがさらにカスタマイズを必要とする場合は、次のいずれかの方法で変更を加えることができます。
Sybase Central Sybase Central の Mobile Link 12 プラグインを使用して、Mobile Link アプリケーションのすべての要素を更新できます。
システムプロシージャー 中央データベースが統合データベースとして動作するよう設定すると、Mobile Link 同期で使用するシステムオブジェクトが作成されます。この中には Mobile Link システムテーブルも含まれます。ここにはサーバー側の Mobile Link アプリケーションの大部分が格納されます。また、この中には、Mobile Link スクリプトへの Mobile Link システムテーブルの挿入やリモートユーザーの登録などの作業を行うためのシステムプロシージャーやユーティリティも含まれます。
Mobile Link システムテーブルの直接操作 上級ユーザーの場合は、Mobile Link システムテーブルのデータの追加、削除、更新を直接行うこともできます。この操作を行うには、Mobile Link の仕組みを詳細に理解している必要があります。
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