レッスン 5：-sl dnet 使用した、Mobile Link サーバーの実行

このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。レッスン 1：Mobile Link 参照を含む CustdbScripts.dll アセンブリのコンパイルを参照してください。

このレッスンでは、-sl dnet オプションを使用して Mobile Link サーバーを実行し、.NET アセンブリのロケーションを指定して、CLR をサーバー起動時にロードします。

コンパイルに Visual Studio を使用した場合、CustdbScripts.dll のロケーションは c:\mldotnet\CustdbScripts\CustdbScripts\bin\Debug になります。コマンドプロンプトを使用した場合、CustdbScripts.dll のロケーションは c:\mldotnet になります。

♦ Mobile Link サーバー (mlsrv12) の起動と .NET アセンブリのロード

-sl dnet オプションを使用して、Mobile Link サーバーを起動します。

Visual Studio を使用してアセンブリをコンパイルした場合は、次のコマンドを実行します。

mlsrv12 -c "DSN=SQL Anywhere 12 CustDB" -dl -o c:\mldotnet\cons1.txt -v+ -sl dnet(-MLAutoLoadPath=c:\mldotnet\CustdbScripts\CustdbScripts\bin\Debug)

コマンドプロンプトでアセンブリをコンパイルした場合は、次のコマンドを実行します。

mlsrv12 -c "DSN=SQL Anywhere 12 CustDB" -dl -o c:\mldotnet\cons1.txt -v+ -sl dnet(-MLAutoLoadPath=c:\mldotnet)

サーバーが要求を処理する準備ができたことを示すメッセージが表示されます。同期中に upload_insert イベントがトリガーされると .NET メソッドが実行されます。

レッスン 6：同期のテストに進みます。

参照

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