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SQL Anywhere 12.0.1 » Mobile Link クイックスタート » Mobile Link チュートリアル » チュートリアル:.NET 同期論理の使用

 

レッスン 6:同期のテスト

このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:Mobile Link 参照を含む CustdbScripts.dll アセンブリのコンパイルを参照してください。

Ultra Light には、サンプル Windows クライアントが用意されています。このクライアントは、ユーザーが同期を開始したときに自動的に dbmlsync ユーティリティを起動します。このレッスンでは、前のレッスンで起動した CustDB 統合データベースに対してアプリケーションを実行します。新しい顧客名と注文情報を入力します。この情報は、今後発生する同期中に CustDB 統合データベースにアップロードされ、ULCustomer テーブルの upload_insert イベントと download_cursor イベントがトリガーされます。

 ♦ サンプルアプリケーションの起動と認証のテスト
  1. サンプルアプリケーションを起動します。

    [スタート]  » [プログラム]  » [SQL Anywhere 12]  » [Ultra Light]  » [Windows サンプルアプリケーション] をクリックします。

  2. Employee ID を入力して同期します。

    Employee ID に値 50 を入力し、[OK] をクリックします。

    アプリケーションは自動的に同期を実行し、一連の顧客、製品、注文情報が CustDB 統合データベースからアプリケーションにダウンロードされます。

  3. [Order]  » [New] を選択します。

  4. Customer に Frank DotNET と入力します。

  5. Product を選択し、Quantity と Discount を入力します。

  6. [OK] をクリックし、新規注文を追加します。

    これで、ローカルの Ultra Light データベースでデータが修正されました。このデータは、同期が行われるまで統合データベースとは共有されません。

  7. [ファイル]  » [同期] をクリックします。

    統合データベースに挿入が正常にアップロードされたことを示すメッセージが表示されます。

    Interactive SQL を使用して、サンプルデータベースがサンプルアプリケーションから新しい顧客データをダウンロードできたかどうかを確認します。

  8. Interactive SQL からサンプルデータベースに接続します。

    1. [スタート]  » [プログラム]  » [SQL Anywhere 12]  » [管理ツール]  » [Interactive SQL] をクリックするか、次のコマンドを実行します。

      dbisql
    2. [ODBC データソース名] をクリックし、SQL Anywhere 12 CustDB と入力します。

    3. [接続] をクリックします。

  9. Interactive SQL で次の SQL 文を実行します。

    SELECT * FROM ULCustomer WHERE cust_name = 'Frank DotNET';

    クエリ結果は Interactive SQL の下側のウィンドウ枠に表示され、そこには、顧客 ID、顧客名、および最後に変更されたフィールドが表示されます。最後に変更されたフィールドは、Frank DotNET の顧客が最後に更新された時期を示します。このフィールドは、サンプルアプリケーションを統合データベースに同期した日付と時刻を示します。

  10. クリーンアップに進みます。

 参照