このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:Mobile Link 統合データベースの設定を参照してください。
Sybase Central を使用して同期スクリプトを表示、作成、修正できます。このレッスンでは、次の同期スクリプトを作成します。
upload_insert このイベントは、新しいクライアント側データを統合データベースに適用する方法を定義します。
download_cursor このイベントは、リモートクライアントにダウンロードするデータを定義します。
download_delete_cursor このイベントは、アップロード専用の同期スクリプトを使用する場合に必要です。このチュートリアルでは、このイベントを無視するように Mobile Link サーバーを設定します。
スクリプトは、それぞれ指定のスクリプトバージョンに属しています。スクリプトは、統合データベースにスクリプトバージョンを追加した後に追加してください。
[ビュー] » [フォルダー] をクリックします。
Sybase Central の左ウィンドウ枠の [Mobile Link 12] で、mlreplay_project、[統合データベース]、cons - DBA の順に展開します。
[バージョン] を右クリックし、[新規] » [バージョン] を選択します。
[新しいスクリプトバージョンの名前を指定してください。] フィールドに MLReplayDemo と入力します。
[完了] をクリックします。
Sybase Central の左ウィンドウ枠の [Mobile Link 12] で、mlreplay_project、[統合データベース]、cons - DBA の順に展開します。
[同期テーブル] を右クリックし、[新規] » [同期テーブル] をクリックします。
[リモートテーブルと同じ名前のテーブルを統合データベースで選択する] オプションをクリックします。
[同期するテーブルの所有者を指定してください。] リストで [DBA] をクリックします。
[同期するテーブルを指定してください。] リストで [T1] をクリックします。
[完了] をクリックします。
T1 テーブルは同期テーブルとして登録され、そのテーブルにスクリプトを追加できます。
Sybase Central の左ウィンドウ枠の [Mobile Link 12] で、mlreplay_project、[統合データベース]、cons - DBA、[同期テーブル] の順に展開します。
[T1] を右クリックし、[新規] » [テーブルスクリプト] をクリックします。
[テーブルスクリプトを作成するバージョンを指定してください。] リストで MLReplayDemo をクリックします。
[テーブルスクリプトを実行するイベントを指定してください。] リストで upload_insert をクリックし、[次へ] をクリックします。
[完了] をクリックします。
Sybase Central の右ウィンドウ枠で、upload_insert イベント用の次の SQL スクリプトを使用します。
INSERT INTO T1 VALUES( cast({ml s.remote_id} as INTEGER), {ml r.2}, {ml r.3} ); |
upload_insert イベントは、リモートデータベースに挿入されたデータが統合データベースにどのように適用されるかを決定します。 upload_insert テーブルイベントを参照してください。
[ファイル] » [保存] をクリックします。
手順 13 ~ 16 を繰り返して、手順 15 の upload_insert イベントの代わりに download_cursor イベントを指定します。
Sybase Central の右ウィンドウ枠で、download_cursor イベント用の次の SQL スクリプトを使用します。
SELECT pk1, pk2, c1 FROM T1; |
download_cursor スクリプトは、ダウンロードしてリモートデータベースに (挿入または更新によって) 取り込む必要があるローを、統合データベースから選択するためのカーソルを定義します。 download_cursor の詳細については、download_cursor テーブルイベントを参照してください。
[ファイル] » [保存] をクリックします。
手順 13 ~ 16 を繰り返して、手順 15 の upload_insert イベントの代わりに download_delete_cursor イベントを指定します。
Sybase Central の右ウィンドウ枠で、download_delete_cursor イベント用の次の SQL スクリプトを使用します。
--{ml_ignore} |
[ファイル] » [保存] をクリックします。
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