このレッスンは、受講者がこれまでのすべてのレッスンを終了していることを前提としています。 レッスン 1:スキーマの設計を参照してください。
このレッスンでは、Mobile Link サーバーとリモートデータベースを起動します。ここまでのレッスンで、ダウンロードカーソルスクリプトを変更して、1 軒の書店に関する情報をダウンロードしています。このレッスンでは、リモート ID を書店識別子に設定して、書店を指定します。
コマンドプロンプトで、同期モデルを作成したフォルダーに移動します。(このフォルダーは、[同期モデル作成ウィザード] の最初の手順で選択したルートディレクトリです。)
所定のディレクトリ名を使用している場合は、sync_ase\mlsrv ディレクトリに移動します。
Mobile Link サーバーを起動するには、次のコマンドを実行します。
sync_ase_mlsrv.bat "DSN=ase_cons;UID=sa;PWD=sa;" |
sync_ase_mlsrv.bat Mobile Link サーバーを起動するためのコマンドファイル。
dsn ODBC データソース名。
uid 統合データベースへの接続に使用するユーザー名 (Adaptive Server Enterprise の場合、デフォルトは sa)。
pwd sa として接続するためのパスワード。
このコマンドが正常に実行されると、Mobile Link サーバーメッセージウィンドウに [Mobile Link サーバーが起動しました。]
というメッセージが表示されます。
Mobile Link サーバーが起動しなかった場合は、統合データベースの接続情報を確認します。
コマンドプロンプトで、同期モデル展開ウィザードによりリモートデータベースを作成したディレクトリに移動します。
所定のディレクトリ名を使用している場合は、sync_ase\remote ディレクトリに移動します。
SQL Anywhere リモートデータベースを起動するには、次のコマンドを入力します。
dbeng12 -n remote_eng sync_ase_remote.db -n remote_db |
dbeng12 SQL Anywhere データベースの起動に使用するデータベースサーバー。
remote_eng データベースサーバー名。
sync_ase_remote.db remote_eng で起動するデータベースファイル。
remote_db remote_eng にあるデータベースの名前。
このコマンドが正常に実行されると、remote_eng という名前の SQL Anywhere データベースサーバーが起動し、remote_db という名前のデータベースがロードされます。
レッスン 9:リモート ID の設定に進みます。
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