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SQL Anywhere 12.0.1 » QAnywhere » QAnywhere Agent

 

転送ルール

メッセージ転送とは、クライアントメッセージストアとサーバーメッセージストアの間でメッセージを移動するアクションを指します。

メッセージ転送は、QAnywhere Agent と Mobile Link サーバーによって次のように処理されます。

  • QAnywhere Agent は、QAnywhere クライアントメッセージストアと接続されており、Mobile Link サーバーとの間でメッセージを転送します。

  • Mobile Link サーバーは、サーバーメッセージストアと接続されており、QAnywhere Agent からのメッセージを受信して他の QAnywhere Agent に転送します。

メッセージ転送が実行されるのは、クライアントメッセージストアとサーバーメッセージストアの間だけです。メッセージ転送は、QAnywhere Agent が Mobile Link サーバーに接続されているときしか実行されません。

QAnywhere では、ルールとはメッセージの転送を発生させる時期、転送するメッセージ、メッセージを削除する時期を決定する論理のことです。ルールは、サーバー側とクライアント側で指定できます。

ルールには、スケジュール部分と条件部分があります。スケジュールはイベントが実行されるタイミングを定義し、条件はイベントに含めるメッセージを定義します。たとえば、イベントがメッセージ転送である場合は、転送を実行するタイミングをスケジュールで指定し、転送に含めるメッセージを条件で定義します。イベントがメッセージの削除である場合は、削除を行うタイミングをスケジュールで指定し、削除対象のメッセージを条件で指定します。

転送ルールでは、メッセージ転送のタイミングと転送するメッセージを指定できます。転送ルールは、サーバーとクライアントの両方に対して指定できます。

 参照