次のコマンドを使用すると、クライアントメッセージストアを作成時に暗号化できます。
dbinit -i -s -ek encryption-key database-file |
小型デバイスにデータベースを作成する場合は、-i オプションと -s オプションが最適です。暗号化キーを使用してメッセージストアを初期化した場合は、暗号化されたメッセージストアに対してデータベースサーバーを起動するために、その暗号化キーが必要になります。
暗号化されたメッセージストアに対して QAnywhere Agent を起動するには、次のコマンドを使用して、暗号化キーを指定します。QAnywhere Agent は、与えられた暗号化キーを使用して、暗号化されたメッセージストアに対して自動的にデータベースサーバーを起動します。
qaagent -si -c "DBF=database-file;DBKEY=encryption-key" |
これで、アプリケーションは、QAnywhere API を介して、暗号化されたメッセージストアにアクセスできるようになります。メッセージストアを管理するためのデータベースサーバーはすでに実行されているため、アプリケーションが暗号化キーを指定する必要はありません。
QAnywhere Agent が実行されていないときに、アプリケーションが暗号化されたメッセージストアにアクセスする必要がある場合、QAnywhere API は、QAnywhere Manager 初期化ファイルに指定された接続パラメーターを使用して自動的にデータベースサーバーを起動します。暗号化されたメッセージストアに対してデータベースサーバーを起動するには、次のように、データベース接続パラメーター内に暗号化キーを指定する必要があります。
CONNECT_PARAMS=DBF=database-file;DBKEY=encryption-key |
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