サーバーメッセージストアを設定すると、アーカイブメッセージストアが作成されます。アーカイブメッセージストアはサーバーメッセージストアと共存するテーブルのセットで、削除待機中のすべてのメッセージがここに格納されます。定期的に実行されるシステムプロセスでは、サーバーメッセージストアにあるメッセージのうち最終ステータスに到達したものすべてを削除し、アーカイブメッセージストアに挿入することで、メッセージストア間でのメッセージ転送を行います。メッセージは、サーバー削除ルールによって削除されるまで、アーカイブメッセージストアに残ります。アーカイブメッセージストアを使用することにより、同期中にフィルターする必要のあるメッセージの量が最小限に抑えられるため、サーバーメッセージストアのパフォーマンスが向上します。 アーカイブメッセージストア要求を参照してください。
サーバーメッセージストアとして使用できるようにデータベースを設定するには、設定スクリプトを実行します。大文字と小文字を区別しない比較や文字列操作をするように、統合データベースを設定する必要があります。同期モデル作成ウィザードを使用して統合データベースを作成した場合は、設定は自動的に行われます。
統合データベースの設定を参照してください。
SQL Anywhere データベースの作成については、初期化ユーティリティ (dbinit)を参照してください。
10.0.0 よりも前のバージョンで作成された SQL Anywhere データベースを使用している場合は、データベースをアップグレードする必要があります。
データベースのアップグレードの詳細については、SQL Anywhere 12 へのアップグレードを参照してください。
サーバーメッセージストアを作成および管理するには、Sybase Central を使用する方法が最も簡単です。QAnywhere 12 プラグインのタスクのウィンドウ枠から、[サーバーメッセージストア] をクリックします。
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