メッセージストアは、ストア ID にバインドされている Ultra Light データベースであり、スタンドアロンクライアントによって自動的に作成および保持されます。QAnywhere API は、Ultra Light エンジンではなくインプロセスの Ultra Light ランタイムを使用してメッセージストアにアクセスします。
スタンドアロンクライアントメッセージストアが既存の QAnywhere メッセージストアと異なるのは、一度に 1 つのユーザーアプリケーションのみがメッセージストアにアクセスできるという点です。つまり、同じデバイス上にある複数のスタンドアロンクライアントアプリケーションには、別々のメッセージストアと個別のストア ID が必要です。この結果、スタンドアロンクライアントには「ローカルメッセージング」という概念がなく、メッセージが同じメッセージストア内の別々のキューに送信される可能性があります。スタンドアロンクライアントを介して送信されるすべてのメッセージは、別のメッセージストアに対するものと見なされます。
クライアントアプリケーションが実行していない場合でもメッセージはメッセージストア内に存在する可能性があるため、最初の使用時に STORE_ENCRYPTION_KEY 値を設定することで、メッセージストアを保護することができます。それ以降、ユーザーがメッセージストアを使用しようとするたびに、同じキーを指定する必要があります。この暗号化キーは、ディスク上のデータも暗号化します。
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