利便性のために、いくつかのクライアントメッセージストアプロパティは事前に定義されています。事前に定義されたメッセージストアプロパティは次のとおりです。
ias_Adapters Mobile Link サーバーへの接続で使用できるネットワークアダプターのリスト。これは文字列のリストで、各文字列はパイプ記号で区切られます。
ias_MaxDeliveryAttempts このプロパティが定義されている場合は、メッセージのステータスが「受信不可」に設定される前に、受信確認されていないメッセージを配信できる最大回数を示します。デフォルトでは、このプロパティは定義されていません。これは値 -1 と同等で、クライアントライブラリは受信確認されていないメッセージの配信を無制限に試行します。
ias_MaxDownloadSize ダウンロードのインクリメントサイズ。デフォルトでは、QAnywhere が使用する最大ダウンロードサイズは -1 です。これは最大サイズの指定がないことを意味します。サーバーコネクターまたは送信先エイリアスから送信されたメッセージが、指定されたダウンロードのインクリメントサイズを超えた場合、メッセージは小さなメッセージパーツに分割され、別個のダウンロードとして送信されます。このプロパティは、qaagent -idl オプションで設定します。 SQL Anywhere のメッセージストアの場合は-idl qaagent オプション、Ultra Light のメッセージストアの場合は-idl qauagent オプションを参照してください。
ias_MaxUploadSize アップロードのインクリメントサイズ。デフォルトでは、QAnywhere は 256 K のインクリメントサイズでメッセージをアップロードします。メッセージが指定されたアップロードのインクリメントサイズを超えた場合、メッセージは小さなメッセージパーツに分割され、別個のアップロードとして送信されます。このプロパティは、qaagent -iu オプションで設定します。 SQL Anywhere のメッセージストアの場合は -iu qaagent オプション、Ultra Light のメッセージストアの場合は -iu qauagent オプション を参照してください。.
ias_Network 現在使用されているネットワークに関する情報。このプロパティは読み込み可能ですが、設定はできません。ias_Network は特殊なプロパティです。このプロパティには、デバイスで使用されている現在のネットワークに関する情報を提供するいくつかの組み込み属性が定義されています。次の属性は、QAnywhere によって自動的に設定されます。
ias_RASNames 文字列。Mobile Link サーバーへの接続で使用できる RAS エントリ名のリスト。各文字列はパイプ記号で区切られます。
ias_StoreInitialized このメッセージストアが QAnywhere メッセージング用に正常に初期化された場合は True。それ以外の場合は False。
SQL Anywhere のメッセージストアの場合は-si qaagent オプション、Ultra Light のメッセージストアの場合は-si qauagent オプションを参照してください。
事前に定義されたメッセージプロパティの詳細については、次の項を参照してください。
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