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SQL Anywhere 12.0.1 » Relay Server » Relay Server の配備 » Windows Server 2003 上の Microsoft IIS 6.0 への Relay Server コンポーネントの配備

 

パフォーマンスに関するヒント

Relay Server を Windows 上の Microsoft IIS に配備するときは、次の点に注意してください。

  • Relay Server Web 拡張機能は、ASP.NET を使用しません。ASP.NET ISAPI フィルターを削除すると、パフォーマンスが向上します。標準の Microsoft IIS インストールでは、デフォルトでこのフィルターがオンになっています。フィルターをオフにするには、次の手順に従います。

    1. Microsoft IIS マネージャーコンソールを起動します。

    2. [既定の Web サイト] のプロパティを編集します。

    3. [ISAPI フィルター] タブで、ASP.NET フィルターを削除します。

  • パフォーマンスを向上させるために、Microsoft IIS アクセスログをオフにすることができます。アクセスログをオフにするには、次の手順に従います。

    1. Microsoft IIS マネージャーコンソールを起動します。

    2. [既定の Web サイト]ias_relay_server ディレクトリのプロパティを編集します。

    3. [ディレクトリ] タブで、[ログ アクセス] セクションをクリアします。

  • 運用環境では、Relay Server 設定ファイルで Relay Server の冗長性を 0 に設定できます。これにより、高負荷時のパフォーマンスが向上します。

  • Relay Server には、Web ガーデンサイズに関する制限がありません。1 つのワーカープロセスがすべての Outbound Enabler とすべてのクライアントからの要求を処理できます。ただし、プロセスで作成できるスレッド数は、スレッドの作成に使用できる残りのプロセスヒープ領域によって制限されます。Microsoft IIS によって作成されるスレッドのスタックサイズは、256 K です。コンピューターに十分なリソースがあり、サーバーが数千もの同時要求による負荷を受けているときに同時実行の制限に達するおそれがある場合は、プロセス数を増やすことを試してみてください。