Click here to view and discuss this page in DocCommentXchange. In the future, you will be sent there automatically.

SQL Anywhere 12.0.1 » Relay Server

 

Outbound Enabler

Outbound Enabler は、バックエンドサーバーと同じコンピューター上で実行されます。その目的は、次のとおりです。

Outbound Enabler は、起動されると、ファーム内で実行されている Relay Server のリストを取得するための HTTP 要求を行います。これは、Relay Server の Web サーバー拡張機能コンポーネントにマッピングするサーバー URL を使用して行われます。サーバー URL は、Relay Server に直接マッピングすることも、負荷分散装置にマッピングすることもできます。サーバー URL が負荷分散装置にマッピングされている場合、負荷分散装置は、要求をファーム内で実行されている Relay Server の 1 つに転送します。Outbound Enabler からの要求を受信した Relay Server は、ファーム内のすべての Relay Server の接続情報を返します。次に、Outbound Enabler は、返された各 Relay Server へのアウトバウンド接続 (チャネルと呼ばれます) を 2 つ作成します。1 つは上りチャネルと呼ばれ、基本的に応答の長さが無限である HTTP 要求を使用して作成されます。応答は、Relay Server から Outbound Enabler へのクライアント要求から構成される連続的なストリームです。2 つ目のチャネルは下りチャネルと呼ばれ、基本的にコンテンツの長さが無限である HTTP 要求を使用して作成されます。要求は、クライアント要求に対するサーバー応答の連続的なストリームから構成されます。

Outbound Enabler は、接続している Relay Server のいずれかから上りチャネルでクライアント要求を受信すると、それを Outbound Enabler が処理しているバックエンドサーバーに転送します。応答は、バックエンドサーバーから受信されると、下りチャネルを使用して対応する要求を受信した Relay Server に転送されます。

注意

次のバックエンドサーバーは、Relay Server とともに使用できます。

  • Afaria

  • Mobile Office

  • Mobile Link

  • Mobile Office

  • SQL Anywhere

  • Unwired Server

  • Sybase Unwired Platform

どのバックエンドサーバーがサポートされているかの情報については、ライセンス契約または「プラットフォーム別 SQL Anywhere コンポーネント」ページを参照してください。 [external link] http://www.ianywhere.jp/tech/1061806-os_components.html を参照してください。

 Outbound Enabler の構文
 パラメーター
 ファイル非表示ユーティリティ (dbfhide)
 構文
 統合化 Outbound Enabler (MobiLink が対象)
 配備に関する考慮事項
 参照

サービスとしての Outbound Enabler