Sybase Central 用の Relay Server プラグインには、Relay Server を使用する簡単な方法があります。Relay Server プラグインを使用すると、次のことを実行できます。
Relay Server 設定ファイルを作成、インポート、配備する。
Relay Server 設定ファイルのプロパティを表示する。
Relay Server、Relay Server ファーム、バックエンドサーバー、バックエンドサーバーファームを追加する。
Relay Server、Relay Server ファーム、バックエンドサーバー、バックエンドサーバーファームを表示および編集する。
Sybase Central を使用して、Relay Server 設定ファイルを操作できます。Sybase Central から、次の操作を実行できます。
Relay Server 設定ファイルを作成する。
Relay Server 設定ファイルを開く。
Relay Server 設定ファイルをインポートする。
Relay Server 設定ファイルを配備する。
Sybase Central の [フォルダー] ビューで、[Relay Server 12] を右クリックし、[新規] » [設定ファイル] をクリックします。
Sybase Central が稼働しているコンピューターで、設定ファイルを保存するディレクトリを参照します。これは、配備場所と同じではありません。
[ファイル名] フィールドに、設定ファイルの名前を入力します。通常は、rs.config です。
[保存タイプ] フィールドで、.config 拡張子が選択されていることを確認します。
[保存] をクリックします。必要な Relay Server とバックエンドサーバーを追加できる Relay Server ファームが自動的に作成されます。
Sybase Central の [フォルダー] ビューで、[Relay Server 12] を右クリックし、[設定ファイルを開く] をクリックします。
設定ファイルがあるディレクトリを参照し、そのファイルをクリックし、[開く] をクリックします。
Sybase Central の [フォルダー] ビューで、[Relay Server 12] を右クリックし、[設定ファイルのオープン] を選択します。
既存の Relay Server の URL を入力します。
Relay Server に認証が必要な場合は、[ユーザー名] と [パスワード] に値を入力し、[OK] をクリックします。
HTTPS 通信を必要とする Relay Server の場合は、サーバーのルート証明書を Java キーと証明書管理ユーティリティに格納しておく必要があります。これには、Java の keytool ユーティリティを使用します。通信にルート証明書が必要な場合、Sybase Central は Java キーと証明書管理ユーティリティにアクセスします。
[フォルダー] ビューで、配備する Relay Server 設定ファイルを右クリックし、[展開] をクリックします。
Relay Server の URL を入力します。
Relay Server に認証が必要な場合は、[ユーザー名] と [パスワード] に値を入力し、[OK] をクリックします。
HTTPS 通信を必要とする Relay Server の場合は、サーバーのルート証明書を Java キーと証明書管理ユーティリティに格納しておく必要があります。これには、Java の keytool ユーティリティを使用します。通信にルート証明書が必要な場合、Sybase Central は Java キーと証明書管理ユーティリティにアクセスします。
[サーバーリスト] ページに、既存の Relay Server が表示されます。1 つまたは複数の Relay Server に設定ファイルを配備するには、リストからサーバーを選択して、[追加] をクリックします。
リストから Relay Server を削除するには、サーバーを選択して、[削除] をクリックします。
Sybase Central を使用して、Relay Server と Relay Server ファームを管理できます。Sybase Central から、次の操作を実行できます。
Relay Server を Relay Server ファームに追加する。
Relay Server のプロパティを表示または編集する。
Relay Server ファームのプロパティを表示または編集する。
操作する設定ファイルの下にある [フォルダー] ウィンドウ枠で、Relay Server を追加する Relay Server ファームを右クリックし、[新規] » [Relay Server] をクリックします。
[この Relay Server を有効にする] が選択されていることを確認します。
接続先となる [ホスト] のパス情報を入力します。指定したホストに接続できるかどうかをチェックする場合は、[ping] をクリックします。
使用する通信プロトコルを選択します。[HTTP] または [HTTPS] のいずれかです。
選択したプロトコルに使用するポートを指定します。
必要に応じて、Relay Server の説明を [説明] フィールドに入力します。
Relay Server を引き続き追加する場合は [適用] をクリックし、Relay Server を追加して [Relay Server の作成] ウィンドウを閉じる場合は [OK] をクリックします。
[フォルダー] ウィンドウ枠で、操作する Relay Server を含む Relay Server ファームをクリックします。そのファームに含まれる Relay Server が、右ウィンドウ枠にリストされます。
編集または表示する Relay Server を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
必要に応じて Relay Server のプロパティを変更し、[適用] または [OK] をクリックします。
[フォルダー] ウィンドウ枠で、操作する Relay Server ファームを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
必要に応じて Relay Server ファームのプロパティを変更し、[適用] または [OK] をクリックします。
Sybase Central を使用して、バックエンドサーバーとバックエンドサーバーファームを管理できます。Sybase Central から、次の操作を実行できます。
バックエンドサーバーファームを作成し、バックエンドサーバーをそれに追加する。
バックエンドサーバーのプロパティを表示または編集する。
バックエンドサーバーファームのプロパティを表示または編集する。
左ウィンドウ枠で、操作する Relay Server 設定ファイルを右クリックし、[新規] » [バックエンドサーバーファーム] をクリックします。
[このバックエンドサーバーファームを有効にする] が選択されていることを確認します。
新しいバックエンドサーバーファームに関連付けられている名前を入力します。
[クライアントセキュリティ] で、バックエンドサーバーファームへの接続に使用するクライアントのプロトコルを選択します。
[バックエンドセキュリティ] で、バックエンドサーバーファームへの接続に使用する Relay Server Outbound Enabler (rsoe) のプロトコルを選択します。
クライアント/サーバーの結び付きについて、使用するサーバータイプを選択します。スタンドアロン Outbound Enabler を使用した Mobile Link HTTP サーバー、または埋め込み Outbound Enabler を使用した Mobile Link サーバーの場合、[Mobile Link] をクリックします。一般的な SQL Anywhere Web サービスの場合、[SQL Anywhere] をクリックします。サーバータイプに [カスタム] をクリックすると、高度なカスタム設定を使用できます。[カスタム] サーバータイプを選択すると、次の結び付き設定を完全に制御できます。
Relay Server で標準の HTTP set-cookie コマンドを使用してクライアント/サーバーの結び付きを維持する場合は、[アクティブな cookie] オプションをオンにします。
Relay Server で独自のヘッダーを使用してクライアント/サーバーの結び付きを維持する場合は、[アクティブなヘッダー] オプションをオンにします。
必要に応じて、バックエンドサーバーファームの説明を [説明] フィールドに入力します。
バックエンドサーバーファームを引き続き追加する場合は [適用] をクリックし、バックエンドサーバーファームを追加して [バックエンドサーバーファームの作成] ウィンドウを閉じる場合は [OK] をクリックします。
[フォルダー] ウィンドウ枠で、操作するバックエンドサーバーファームを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
必要に応じてバックエンドサーバーファームのプロパティを変更し、[適用] または [OK] をクリックします。
[フォルダー] ウィンドウ枠で、操作するバックエンドサーバーファームを右クリックし、[新規] » [バックエンドサーバー] をクリックします。
[このバックエンドサーバーを有効にする] が選択されていることを確認します。
新しいバックエンドサーバーファームに関連付けられている名前を入力します。
MAC アドレスチェックを強制的に行うには、[MAC アドレスの強制チェック] チェックボックスをクリックします。
MAC アドレスチェックを選択した場合は、IEEE 802 MAC-48 フォーマットを使用して RSOE の MAC アドレスを入力します。正しいフォーマットの MAC アドレスを取得するには、Mobile Link Relay Server
Outbound Enabler のコンソールまたはログを確認します。バックエンドサーバーマシン上で複数のアダプターが現在アクティブである場合は、感嘆符 (!) で区切られた複数の MAC アドレスが、Outbound Enabler によってレポートされます。Relay
Server でチェックする対象として、最も永続的な MAC アドレスを選択します。Windows 上で ipconfig /all
コマンドを実行すると、ネットワークアダプターとそれに関連付けられた MAC アドレスの詳細なリストが表示されます。
Relay Server で使用されるセキュリティトークンを指定して、バックエンドサーバー接続を認証します。最大 2048 文字まで使用できます。
必要に応じて、バックエンドサーバーの説明を [説明] フィールドに入力します。
バックエンドサーバーを引き続き追加する場合は [適用] をクリックし、バックエンドサーバーを追加して [バックエンドサーバーの作成] ウィンドウを閉じる場合は [OK] をクリックします。
[フォルダー] ウィンドウ枠で、操作するバックエンドサーバーを含むバックエンドサーバーファームをクリックします。そのファームに含まれるバックエンドサーバーが、右ウィンドウ枠にリストされます。
編集または表示するバックエンドサーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
必要に応じてバックエンドサーバーのプロパティを変更し、[適用] または [OK] をクリックします。
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