次に、バージョン 11.0.1 で導入された Mobile Link の追加機能を示します。
リモートデータベーススキーマのスキーマキャッシュ 新しいスキーマキャッシュ機能により、小規模な同期のオーバーヘッドが縮小されます。リモートスキーマは、最初の同期で Mobile Link サーバーによってキャッシュされます。以降の同期では、スキーマがキャッシュされていない場合にのみリモートスキーマ情報が Mobile Link サーバーに送信されます。
mlsrv11 の -vi オプション アップロードされた各ローのカラム値を表示します。-v mlsrv12 オプションを参照してください。
mlsrv11 の -vq オプション ダウンロードされた各ローのカラム値を表示します。-v mlsrv12 オプションを参照してください。
mlsrv11 の -vm オプション 同期が完了するたびに、各同期と各同期フェーズの継続時間をログに出力します。-v mlsrv12 オプションを参照してください。
mlsrv11 の -ppv オプション 指定された期間に従って、Mobile Link が新しい定期モニタリングの値を出力するようにします。-ppv mlsrv12 オプションを参照してください。
ml_ignore プレフィクス Mobile Link サーバーでは、--{ml_ignore} で始まる SQL スクリプトが、意図的に無視するスクリプトとして認識されます。無視されたスクリプトを参照してください。
dblsn の -sv オプション データベースを認証するために Mobile Link Listener が使用するスクリプトバージョンを指定します。-sv dblsn オプションを参照してください。
Oracle VArray のサポート iAnywhere Solutions 11 - Oracle ODBC ドライバーで、ストアドプロシージャーでの Oracle VArray の使用がサポートされるようになりました。Oracle VARRAYを参照してください。
ライトウェイトポーリングのリスナーキーワード変数 ライトウェイトポーリングをサポートする、poll_connect、poll_notifier、poll_key、poll_every の各リスナーキーワードが追加されました。
ライトウェイトポーリングのアクション変数 ライトウェイトポーリングをサポートする、$poll_connect、$poll_notifier、$poll_key、$poll_every の各アクション変数が追加されました。
Common Access Card を使用したクライアント認証 Mobile Link クライアントで、Common Access Card (CAC) のクライアント ID を使用した認証がサポートされるようになりました。identity_nameを参照してください。
この機能は CAC 認証アドオンの一部であり、別途ライセンスが必要です。別途ライセンスが必要なコンポーネントを参照してください。
Microsoft SQL Server 2008 のサポート Mobile Link 同期サーバーで Microsoft SQL Server 2008 上で実行される統合データベースがサポートされるようになりました。Microsoft の新しい DATE、TIME、DATETIME2 データ型のマッピングの詳細については、Microsoft SQL Server データのマッピングを参照してください。
.NET DownloadTableData インターフェイスの新しいメソッド getLastDownloadTime メソッドによってテーブルの最終ダウンロード時刻が返されます。DownloadTableData.GetLastDownloadTime メソッド [Mobile Link サーバー .NET]を参照してください。
対象 Mobile Link ユーザーとリモート ID に対するログの冗長性 対象とする Mobile Link ユーザーまたはリモート ID のログに、別の冗長性を設定できるようになりました。対象 Mobile Link ユーザーとリモート ID に対する ログの冗長性を参照してください。
モデルモードでの MySQL のサポート Mobile Link プラグインで MySQL 統合データベースがサポートされるようになりました。
mlmon の -c オプション Mobile Link モニター用に、mlmon コマンドに -c オプションが追加されました。-c オプションは、接続の最後で Mobile Link モニターを閉じ、指定したデータベースにセッションを保存します。
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