「SQL Anywhere 12.0.1 のマニュアルの更新:」このリリースの SQL Anywhere 12.0.1 マニュアルは、2011 年 2 月 15 日の SQL Anywhere 12.0.1 の初回のマニュアルリリース時のバージョンよりも更新されています。このマニュアルには、EBF 3554 (Windows) までの新機能と動作変更が含まれています。特に、SQL Anywhere OnDemand Edition のクラウドの新機能をサポートするために必要な変更も含んでいます。
SQL Anywhere OnDemand Edition とは、独立系ソフトウェアベンダー (ISV) がビジネスアプリケーションをクラウドに移行し、ソフトウェアを Software as a Service (SaaS) として提供できるようにしたものです。ISV は、大規模なクラウドアプリケーションを構築、配備および管理できるようになります。
SQL Anywhere OnDemand Edition をサポートするよう、SQL Anywhere にはいくつかの拡張および動作変更が行われています。次に主要な変更点を示します。これ以外の変更の詳細は、 http://dcx.sybase.com/cloud100 の SQL Anywhere OnDemand Edition のマニュアルを参照してください。
クラウド内のデータベース用の新しいログインモード login_mode データベースオプションに、CloudAdmin という新しい値が追加されました。このログインモードは、クラウドの内部で使用します。login_mode オプションを参照してください。
Sybase Central と Interactive SQL の [接続] ウィンドウの拡張 Sybase Central と Interactive SQL の [接続] ウィンドウに、クラウド内のテナントデータベースに接続するために、[クラウドのコンピューターのデータベースに接続] オプションが用意されました。
[SQL Anywhere の ODBC 設定] ウィンドウの拡張 ODBC データソースアドミニストレーターの [SQL Anywhere の ODBC 設定] ウィンドウに、クラウド内のテナントデータベースに接続するために、[クラウドのコンピューターのデータベースに接続] オプションが用意されました。
NodeType (NODE) 接続パラメーターの強化 NodeType 接続値で、MIRROR 値と READONLY 値を新規にサポートするようになりました。
MIRROR テナントのミラーデータベースにアプリケーションをリダイレクトします。
READONLY すべての読み込み専用データベースコピー (コピーノードまたはミラーコピー) にアプリケーションをリダイレクトします。読み込み専用コピーノードがない場合は、READONLY は MIRROR 設定と同様になります。読み込み専用コピーノードのみある場合は、READONLY は COPY 設定と同様になります。
NodeType (NODE) 接続パラメーターを参照してください。
新しい NodeType (NODE) 接続パラメーターの動作変更 クラウド内のデータベースに接続する際の NodeType 接続パラメーターのデフォルト値は PRIMARY です。これでは、テナントのプライマリデータベースへのリダイレクトが自動的に実行されます。NodeType を DIRECT に設定した場合、リダイレクトはされず、データベースが指定されたホストで実行されている場合のみ接続が成功します。
NodeType (NODE) 接続パラメーターを参照してください。
クラウドデータベースへの接続時に必要な DatabaseName 接続パラメーター クラウド内のデータベースに接続するときは、DatabaseName 接続パラメーターを指定する必要があります。クラウド内のデータベースにはデフォルトのデータベース名はありません。DatabaseName (DBN) 接続パラメーターを参照してください。
ServerName 接続パラメーターのクラウド内での制限 クラウド内のデータベースに接続する際、NodeType 接続パラメーターが DIRECT に設定されているときは、ServerName 接続パラメーターしか使用できません。多くの場合、クラウドサーバーへの接続時には、ServerName または NodeType まはた DIRECT は指定しないようにする必要があります。ServerName (Server) 接続パラメーターを参照してください。
SQL 文の強化 クラウド内のテナントデータベースに対して使用しやすくするために、次の文が強化されています。
クラウド内でデータベースが実行されている場合、一部の SQL Anywhere 文を使用できなかったり、制限がある場合があります。この情報については、それぞれのファンクションとシステムプロシージャーの説明で説明しています。
システムプロシージャーとファンクションをクラウド内のデータベースに実行した場合の結果の制限 データベースがクラウド内で実行されている場合、一部の SQL Anywhere ファンクションとシステムプロシージャーでは、現在のテナントデータベースに関する情報しか返されません。同じクラウドサーバー上で実行される別のテナントデータベースに関する情報は示されません。この情報については、それぞれのファンクションとシステムプロシージャーの説明で説明しています。
クラウドで使用できない一部のデータベースオプション、サーバーオプション、接続パラメーター 一部のデータベースオプション、サーバーオプション、接続パラメーターは、クラウドでは使用できません。詳細については、それぞれのオプションまたはパラメーターの説明で説明しています。
IPv6 アドレスの指定 ポート番号を含む IPv6 アドレスは、角カッコまたはカッコで囲む必要があります。 SQL Anywhere での IPv6 サポートを参照してください。
テーブルのロードの強化 以前のリリースでは、読み込み専用データベースのテンポラリテーブルのテーブルのロード操作は実行できませんでした。この制限は取り除かれました。
以前、プライマリ、ミラーまたはルートノードサーバー上で実行されるデータベースに対する LOAD TABLE のデフォルトは、WITH FILE NAME LOGGING でした。現在、これらのデータベースタイプに対する LOAD TABLE ログのデフォルトは WITH ROW LOGGING になりました。
データベーススキーマの比較と同一化に対するサポートの追加 Sybase Central を使用して、2 つのデータベースを比較できます。この比較により SQL 文を生成して、2 つのデータベース間の違いを判別できます。その SQL 文を実行し、1 つのデータベースを別のデータベースと同じにできます。データベーススキーマの比較ともう一方と一致させるためのデータベーススキーマの変換を参照してください。
DBA ユーザーのアカウントのロックアウト 不正なパスワードの入力が、ログインポリシーで定義した接続試行の失敗回数を超過した場合、DBA ユーザーのアカウントは 1 分間ロックされます。データベースから無期限にロックアウトされることはありません。DBA 認証を参照してください。
OEM.ini ファイルの新しいディレクトリオプション OEM.ini ファイルの [preferences] セクションの directory オプションでは、管理ツールによって使用される、ユーザー専用の設定ファイルを保存するディレクトリを指定します。これらのファイルには、管理ツールの設定と履歴に関する情報が含まれます。ディレクトリ名は、デリミターで終了しない完全修飾されたものを指定する必要があります。管理ツールの設定を参照してください。
Timeout、SendBufferSize、ReceiveBufferSize TCP プロトコルオプションの新しい制限 TCP/IP を使用する際、次のプロトコルオプションに上限が追加されました。
ReceiveBufferSize (RCVBUFSZ) プロトコルオプション TCP/IP プロトコルスタックで使用されるバッファーに指定できるサイズの上限は 1 MB です。
SendBufferSize (SNDBUFSZ) プロトコルオプション TCP/IP プロトコルスタックで使用されるバッファーに指定できるサイズの上限は 1 MB です。
Timeout (TO) プロトコルオプション 通信の確立 (TCP/IP ) 時の応答の待機に指定できる最大時間は 3600 秒です。
この上限を超える値を指定すると、接続エラーが返されます。接続エラー : %1を参照してください。
データベースミラーリングの強化 -xa サーバーオプションで、次の値がサポートされるようになりました。
DBN=* の指定は、データベースがサーバーを監視サーバーとして使用できることを意味します。
認証文字列を省略すると、ミラーサーバーが提供する認証文字列を検証しないようにできます。
認証文字列を 1 つのみ指定した場合、すべてのデータベースでその認証文字列が使用されることを意味します。
-xa dbsrv12 サーバーオプションを参照してください。
高可用性の読み込み専用スケールアウトシステムでは、コピーノードを監視サーバーとして使用できます。この機能を使用するには、データベースミラリングシステム内のすべてのサーバーをアップグレードする必要があります。監視サーバーとしてコピーノードを使用するを参照してください。
URL の不明な HTTP メソッドを示す LogFormat (LF) プロトコルオプション HTTP 要求メソッドがサポートされていなかったり、URI のフォーマットが不正であるか必要なデータベース名がないために Web 要求が失敗した場合は、HTTP メソッド (@M) と HTTP バージョン (@V) では、文字列 ??? を返し、URI (@U) が >>> に続いて指定された要求を返します。LogFormat (LF) プロトコルオプションを参照してください。
次のデータベースプロパティが追加されました。
次のデータベースサーバープロパティが追加されました。
ストアドプロシージャーまたはユーザー定義関数を使用する文のパフォーマンスの向上 データベースサーバーがユーザー定義プロシージャーおよび関数を処理する方法が向上し、パフォーマンスが向上しました。このパフォーマンスの向上は、プロシージャーの数とユーザー定義関数の呼び出し数に依存します。
ALTER SERVER 文の動作変更 以前のリリースでは、ALTER SERVER 文のすべての句でオートコミットが実行されていました。現在では、CONNECTION CLOSE 句では、オートコミットは実行されません。ALTER SERVER 文を参照してください。
OPENSTRING 句の強化 FROM 句の OPENSTRING 句で [ NOT | AUTO ] COMPRESSED オプションと ENCRYPTED オプションがサポートされるようになりました。ENCRYPTED オプションを使用すると、ENCRYPTED 句を指定したときに UNLOAD 文によって作成されたファイルを読み込むことができます。 FROM 句を参照してください。
証明書作成ユーティリティ (createcert) の強化 証明書作成ユーティリティに多数のオプションが追加され、簡単に証明書が作成できるようになりました。証明書作成ユーティリティ (createcert)を参照してください。
クエリプラン文字列の強化 プランには、文の既知の値が含まれるようになりました。長いプランには、さらに文のキャッシュプランの情報も含まれるようになりました。
アプリケーションプロファイリングを使用する場合、長いプランには、クエリの最適化の方法と、部分インデックススキャンで使用される述部に関する情報が追加されています。
クエリ最適化 検索引数可能な IN 述部の推定 (AND 述部に変換できない OR 述部からの部分インデックススキャンに使用可能) に最適化が追加されました。 クエリ処理中に実行される最適化を参照してください。
ADO.NET Entity Framework 4.2 に追加されたサポート SQL Anywhere で、ADO.NET Entity Framework 4.2 Code First 機能がサポートされるようになりました。Entity Framework のサポートを参照してください。
SetupVSPackage .NET アセンブリインストーラーの新しい salocation オプション SetupVSPackage アプリケーションで salocation オプションを使用し、SQL Anywhere のインストール場所を指定できるようになりました。.NET クライアントの配備を参照してください。
JDBC 4.0 ドライバーの OSGi バンドルに対するサポートの追加 SQL Anywhere の JDBC 4.0 ドライバー (sajdbc4.jar) に適切なマニフェスト情報が含まれ、OSGi (Open Services Gateway initiative) バンドルとしてロードできるようになりました。JDBC サポートを参照してください。
SQL Remote では、リモートデータベースの SQL Remote メッセージのメッセージシステムとして HTTP/HTTPS がサポートされています。データベースを設定するには、SET REMOTE OPTION コマンドを使用します。
次の項を参照してください。
ALTER TABLE ADD CONSTRAINT でのユニークな制約の追加時の NULL 入力不可カラムの指定 ALTER TABLE 文の向上により、新しいユニークな制約を追加するとき、すべての制約カラムを NULL 入力不可にしなければならなくなりました。
ALTER TABLE 文 [Ultra Light]を参照してください。
Android スマートフォンでの Mobile Link ファイル転送の新規サポート DatabaseManager.createFileTransfer メソッドを使用して、Android クライアントと Mobile Link サーバー間でファイルを転送できるようになりました。
次の項を参照してください。
Android スマートフォンでの ZLIB 圧縮の新規サポート HTTPS プロトコルを介して Ultra Light J API で Android スマートフォンと Mobile Link サーバーの同期を取る際、ZLIB データ圧縮がサポートされるようになりました。
Android スマートフォンで ZLIB 圧縮を許可するには、次のメソッドを利用します。
StreamHTTPParms.setZlibCompression
StreamHTTPParms.setZlibDownloadWindowSize
StreamHTTPParms.setZlibUploadWindowSize
StreamHTTPParms.zlibCompressionEnabled
次の項を参照してください。
Android スマートフォンでの End-to-end 暗号化 (E2EE) の新規サポート HTTPS プロトコルを介して Ultra Light J API で Android スマートフォンと Mobile Link サーバーの同期を取る際、End-to-end 暗号化がサポートされるようになりました。
Android スマートフォンで E2EE をサポートするには、次のメソッドを利用します。
StreamHTTPParms.getE2eePublicKey
StreamHTTPParms.setE2eePublicKey
次の項を参照してください。
Android スマートフォンでのデフォルトの信用できる証明書ストアの信頼できる証明書への HTTPS プロトコルを介しての同期の新規サポート 証明書は、次の優先度の規則に従って使用されます。
StreamHTTPSParms.setTrustedCertificates メソッドが呼び出された場合、指定したファイルの証明書が使用されます。
StreamHTTPSParms.setTrustedCertificates メソッドが呼び出されず、ulinit または ulload ユーティリティによって証明書がデータベースが設定されている場合、それらの証明書が使用されます。
StreamHTTPSParms.setTrustedCertificates メソッド、ulinit または ulload ユーティリティのいずれによっても証明書が指定されず、Android を使用している場合は、証明書はオペレーティングシステムの信頼できる証明書ストアから読み込まれます。この証明書ストアは、Web サーバーを安全に管理するために HTTPS を介して接続するときに、Web ブラウザーで使用されます。
次の項を参照してください。
Android スマートフォンでのカーソルの移動方法の新規サポート Ultra Light J API で、他の Ultra Light API で利用可能な SQL 結果セットのナビゲーションメソッドがすべてサポートされるようになりました。
Android スマートフォンで、次のナビゲーションメソッドが利用できるようになりました。
ResultSet.afterLast
ResultSet.beforeFirst
ResultSet.first
ResultSet.getRowCount
ResultSet.last
ResultSet.relative
次の項を参照してください。
Android スマートフォンでの BlackBerry 専用のいくつかの ResultSet メソッドのサポート BlackBerry スマートフォンでサポートされる文字列パラメーターを必要とする get メソッドが、Android スマートフォンで利用できるようになりました。
Android で新規にサポートされるようになったメソッドは、次のとおりです。
ResultSet.getBlobInputStream(String name)
ResultSet.getBoolean(String name)
ResultSet.getClobReader(String name)
ResultSet.getBytes(String name)
ResultSet.getDate(String name)
ResultSet.getDecimalNumber(String name)
ResultSet.getDouble(String name)
ResultSet.getFloat(String name)
ResultSet.getLong(String name)
ResultSet.getSize(String name)
ResultSet.getString(String name)
ResultSet.getUUIDValue(String name)
ResultSet.isNull(String name)
ResultSet インターフェイス [Ultra Light J]を参照してください。
Android スマートフォンでの ResultSetMetaData メソッドの新規サポート Android スマートフォンで、次のメソッドと Blackberry スマートフォンに返される戻り値と非常に似た戻り値がサポートされるようになりました。
ResultSetMetaData.getAliasName(int column_no)
ResultSetMetaData.getDomainName(int column_no)
ResultSetMetaData.getCorrelationName(int column_no)
ResultSetMetaData.getQualifiedName(int column_no)
ResultSetMetaData.getTableColumnName(int column_no)
ResultSetMetaData.getTableName(int column_no)
ResultSetMetaData.getWrittenName(int column_no)
Android スマートフォンでの DatabaseInfo.getPageSize メソッドの新規サポート DatabaseInfo.getPageSize メソッドによって Ultra Light データベースに対しクエリが実行され、ページサイズが取得されるようになりました。
Android スマートフォンでの DatabaseInfo.getNumberRowsToUpload メソッドの新規サポート DatabaseInfo.getNumberRowsToUpload メソッドで、アップロードを待機している行数が返されるようになりました。
DatabaseInfo.getNumberRowsToUpload メソッド [Ultra Light J]を参照してください。
Android スマートフォンに返される DatabaseInfo.getRelease 値へのビルド番号の新規追加 DatabaseInfo.getRelease メソッドで、ソフトウェアの完全なリリース番号が返されます。
Android スマートフォンでの Extra Mobile Link クライアントネットワークプロトコルオプション設定の新規サポート Mobile Link クライアントネットワークプロトコルオプションのセミコロンで区切られたリストを指定および取得する StreamHTTPParms.getExtraParameters メソッドと StreamHTTPParms.setExtraParameters メソッドが追加されました。Android スマートフォンで以前にサポートされていなかった他のオプションもサポートするようになりました。
次の項を参照してください。
DatabaseManager クラス Ultra Light J API でのエラーレポートの向上 リリースメソッドの呼び出し後、connect または createDatabase メソッドが呼び出された場合に SQLE_NOT_CONNECTED エラーコードで ULjException error エラーがスローされるようになりました。
Ultra Light J API で利用可能になった再開可能な HTTP 再開可能な HTTP が有効になっている場合、Ultra Light J では信頼性の低いネットワークでネットワークが頻繁に失敗しないよう、ネットワークの割り込みが許容されます。
次の項を参照してください。
Ultra Light J API での NULL 結果セットの処理の向上 ResultSet.getString メソッドで取得される NULL 値が、空の文字列ではなく NULL として返されるようになりました。
ResultSet.getString メソッド [Ultra Light J]を参照してください。
ロー制限により BlackBerry スマートフォンで常にインデックスの遅延ロードが有効 ロー制限が有効な状態でアクセスされる BlackBerry スマートフォン上のデータベースで、常にインデックスが遅延ロードされるようになりました。
次の項を参照してください。
BlackBerry Enterprise Server を介した BlackBerry スマートフォンの同期の安全性の向上 BlackBerry Enterprise Server (BES) と一部の BlackBerry スマートフォンの HTTPS プロトコルを介しての同期の失敗を避けるには、URL サフィックスに ";EndToEndRequired" の語を追加する必要がある場合があります。
Ultra Light Java Edition データベースロードユーティリティとその -z オプションでのデータベースページサイズの調整 Ultra Light Java Edition のデータベースのページサイズを、新しい -z オプションを使用してバイト単位で指定できるようになりました。
Ultra Light Java Edition データベースロードユーティリティ (ULjLoad)を参照してください。
Ultra Light for M-Business Anywhere での Connection.getNewUUID と UUID.toString メソッドのサポート Connection.getNewUUID メソッドと UUID.toString メソッドが再度使用できるようになりました。
次の項を参照してください。
Ultra Light C++ API でテーブルカラムの修飾された名前が取得可能 ul_column_name_type 列挙の ul_name_type_qualified 識別子を ULResultSetSchema.GetColumnName メソッドと使用した場合、ResultSet オブジェクトの関連付けられているカラムの修飾された名前を取得できます。
次の項を参照してください。
Ultra Light C++ API での Pocket PC 2003 プラットフォームの新規サポート Pocket PC 2003 で Ultra Light がサポートされるようになりました。TLS と HTTPS 間の同期での暗号化はサポートされていません。
Xcode 4.2 の CustDB と Names サンプルへのサポート Xcode 3.2 と 4.2 で CustDB サンプルと Names サンプルがサポートされるようになりました。
mlsrv12 -x オプションへの collect_network_data プロトコルの新規追加 各同期時に同期スクリプトでネットワーク情報を読み込むには、collect_network_data プロトコルオプションで mlsrv12 -x オプションを指定して使用します。 -x mlsrv12 オプションを参照してください。
同期されないカラムに対する更新 同期されないカラムに対する更新 (同期モデルで定義したタイムスタンプカラムまたは論理削除カラムは除く) で、同期モデルでトリガーが使用された場合、タイムスタンプを維持するためにタイムスタンプカラムが更新されなくなりました。
テーブルマッピングの方向メニュー マッピングの方向を "Not synchronized" に変更した場合、テーブルマッピングの方向メニューは有効のままとなります。テーブルマッピングとカラムマッピングの変更を参照してください。
mlsis と dbmlsync の -qi オプション mlsis と dbmlsync の使用法に -qi オプションが追加されました。-qi dblsn オプションと-qi dbmlsync オプションを参照してください。
mlreplay の新しいエラーメッセージ Mobile Link リプレイユーティリティに次のエラーメッセージが追加されました。
MLGENREPLAYAPI_FAILED_TO_DETERMINE_CLIENT_TYPE (-5062) 記録されたプロトコルが dbmlsync クライアントからのものであるか判断できません。
MLREPLAY_INCOMPATIBLE_RECORDED_PROTOCOL_VERSION (-5075) 記録された %1 は、このバージョンの mlreplay には対応しないプロトコルバージョンです。
MLGENREPLAYAPI_INCOMPATIBLE_RECORDED_PROTOCOL_VERSION (-5076) 記録された %1 は、このバージョンの Replay API generator には対応しないプロトコルバージョンです。
dbmlsync のロギングの強化 Dbmlsync で、実行しているオペレーティングシステムとマシンのアーキテクチャに関する情報をログに出力できるようになりました。また、実行プログラムがコンパイルされたプラットフォームも出力されます。SQL Anywhere クライアントのログを参照してください。
SHA2 証明書に対するサポート SHA2 を使用して署名された証明書が、Mobile Link サーバーと Mobile Link クライアントで新規にサポートされるようになりました。trusted_certificateと-x mlsrv12 オプションを参照してください。
Windows IIS6、IIS7、Apache への Relay Server のクイック配備 Relay Server には、Windows IIS 6.0、Windows IIS 7.0 または 7.5 と Apache の配備を段階的に処理する一連のユーティリティが用意されています。詳細については、次の項を参照してください。
Relay Server での ID 転送のサポート SAP Gateway には、信頼できる仲介者を通じて転送される X.509 証明書など、クライアントを認証するいくつかの手段があります。Relay Server では、リモートクライアントからの ID 情報の転送と、HTTP ヘッダーを使用したの ID 情報の SAP NetWeaver Gateway または Web Dispatcher への転送が可能です。バックエンドファームセクションのプロパティを参照してください。
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