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SQL Anywhere 12.0.1 » SQL Anywhere 12 変更点とアップグレード » バージョン 12.0.1 の新機能 » 管理ツールの新機能

 

SQL Anywhere モニターの新機能

次に、バージョン 12.0.1 で導入された SQL Anywhere モニターの追加機能を示します。

  • モニターで SNTP サーバーを通して、電子メールで警告を送信できるようになりました   SQL Anywhere モニターが TLS 接続を必要とする SMTP サーバーを使用して、電子メールによる警告を送信できるようになりました (GMail など)。モニターによる警告電子メールの送信の有効化を参照してください。

  • 読み込み専用のスケールアウトおよびデータベースミラーリングシステムのモニターデータベース   モニターは読み込み専用のスケールアウトシステムのルートノードのデータベースサーバーおよびミラーリングシステムのプライマリデータベースサーバーのモニタリングに対応します。ミラーリングシステムで、モニターはフェールオーバーが発生しても常にプライマリデータベースサーバーをモニタリングするように設定できます。新しいウィジェットである、[SQL Anywhere スケールアウトトポロジ] ウィジェットは、SQL Anywhere のミラーリングおよびスケールアウトシステムのトポロジ情報を表示します。

    読み込み専用のスケールアウトシステムのルートノードおよびミラーリングシステムのプライマリデータベースのリソースを作成するには、[リソースの追加] ウィンドウを使用し、[SQL Anywhere サーバー] リソースを作成します。リソースの追加を参照してください。

    読み込み専用のスケールアウトシステムとその他のデータベースサーバーのルートノードのリソース設定に違いはありません。リソースが設定または移行されると、モニターはそのリソースが読み込み専用のスケールアウトシステムのルートノードであることを検出します。

    ミラーリングシステムのプライマリデータベースのリソースには、特別な設定が必要です。フェールオーバーが発生してもモニターが常にプライマリデータベースサーバーをモニタリングするようにするには、次のオプションを使用してリソースを設定する必要があります。

    • [ホスト] フィールドでプライマリサーバーとミラーサーバーのホスト名とポート番号をカンマ区切りのリストで指定します。(例:my-primary-server:2638,my-mirror-server:49152)。

    • [ポート] フィールドが空であることを確認します。

    • [サーバー] フィールドにプライマリサーバーの代替サーバー名を入力します。つまり、データベースミラーリングシステムのプライマリサーバーとして動作するデータベースサーバーに接続するためにクライアントで使用する名前を指定します。

    [SQL Anywhere スケールアウトトポロジ] をダッシュボードに追加する必要があります。これは新しいダッシュボードの作成時に表示されるデフォルトのウィジェットの 1 つではないからです。ウィジェットを参照してください。

    レッスン 7:(オプション) 読み込み専用スケールアウトシステムの一部であるデータベースをモニタリングするためのモニターの設定レッスン 3:データベースミラーリングシステムのモニタリングを参照してください。

    さらに、新しい警告、[切断されたスケールアウトノードの数が指定したスレッショルドを越えた場合に警告します:] が追加されました。警告スレッショルドの指定を参照してください。

  • Mobile Link サーバーの新しいモニターのメトリックと警告   Mobile Link サーバーリソースのモニターのメトリックに [統合を使用できますか] というメトリックが含まれるようになりました。このメトリックは、Mobile Link サーバーが統合データベースに接続できない場合に [True] を示します。統合データベースを使用できなくなると、[統合データベースを使用できません] 警告が発効されます。

  • Mobile Link リソースのメトリックの新しい名前   次の Mobile Link サーバーリソースの SQL Anywhere モニターのメトリックが変わりました。

    以前の名前 新しい名前
    バイト読み取り率 TCP バイト読み取り率
    バイト書き込み率 TCP バイト書き込み率

  • [警告の通知] ウィンドウ   [警告の通知] ウィンドウに日付および送信された電子メールの種類別の電子メールセットの数を制限する 2 つのオプションが含まれるようになりました。

    • 優先度の高い警告の場合のみ電子メール通知を送る   優先度の高い警告が発行された場合のみ、電子メール通知を受け取る場合、このオプションを設定します。

    • 1 日に指定した数以上の電子メールを送信しない   1 日当たりで各ユーザーに送信される通知メールの数を制限する場合にこのオプションを選択します。

      モニターによる警告電子メールの送信の有効化を参照してください。

  • [警告の通知] ウィンドウ   ユーザーが警告を選択して、[削除] ボタンをクリックすると、[警告の削除] ウィンドウが表示され、ユーザーに以下のオプションのいずれかを選択するように求めます。

    • 選択した警告を削除する   [警告リスト] ウィジェットで選択した警告を削除する場合のみ、このオプションを選択します。

    • 次より前に受信した警告を削除する   指定した時間より前に受信したすべての警告を削除するには、このオプションを選択します。

    • 次のリソースの警告を削除する   選択したリソースのすべての警告を削除するには、このオプションを選択します。

      警告の削除を参照してください。