リモートデータベースの集中管理   リモートデータベースの集中管理を使用して、次のことができます。

リモートデータベースの集中管理については、リモートデータベースの集中管理を参照してください。

新しい Mobile Link Replay ユーティリティ (mlreplay)   Mobile Link Replay ユーティリティは、Mobile Link サーバーによって記録された Mobile Link プロトコルのリプレイに使用されるツールです。Mobile Link Replay ユーティリティ (mlreplay)を参照してください。

Sybase Central の Mobile Link 12 プラグインの再設計   Mobile Link プラグインはバージョン 12 で再設計され、リモートデータベースの集中管理がサポートされるようになりました。新しいプラグインには、モデルと管理の 2 つの Mobile Link モードが組み込まれました。今回のリリースでは、Mobile Link プラグインを使用して、統合データベース、グループ、同期モデル、リモートタスクを含む同期プロジェクトを作成できるようになりました。同期プロジェクトに古い同期モデルをインポートできます。リモートデータベースの集中管理を参照してください。

特別値への統合カラムのマッピング   特別値 (ML ユーザーなど) にリモートカラムの代わりに統合カラムをマッピングできるようになりました。

ダウンロード削除サブセットのサポート   ダウンロード削除サブセットを指定できるようになりました。ダウンロード削除サブセットは、デフォルトでダウンロードサブセットと同じです。

新しいツリービューを使用したカラムとテーブルの選択   統合データベースを作成したり更新したりするとき、または既存のリモートデータベースで同期対象のテーブルを選択するときに、カラムとテーブルを選択できるようになりました。この選択は、テーブルとカラムのツリービューで、同期するテーブルやカラムの横にチェックマークを付けることによって簡単に実行できます。

空間データ型のサポート   同期モデルで空間データ型および TIMESTAMP WITH TIME ZONE データ型がサポートされるようになりました。

シャドウテーブルにインデックスを用意   同期モデルによって作成されるシャドウテーブルにインデックスが作成されるようになりました。これにより、シャドウテーブルを使用する download_delete_cursor スクリプトと download_cursor スクリプトを高速化できます。

SQL Anywhere モニターで Mobile Link サーバーファームと Relay Server ファームをサポート   今回のリリースでは、SQL Anywhere モニターを使用して、SQL Anywhere データベースと Mobile Link サーバーだけでなく Mobile Link サーバーファームと Relay Server ファームもモニタリングできるようになりました。SQL Anywhere モニターを参照してください。

サーバーファーム用の新しい Mobile Link 監視サーバーユーティリティ   サーバー起動同期および QAnywhere について、Mobile Link 監視サーバーは、サーバーファーム内の 1 つの Mobile Link サーバーだけがプライマリサーバーとして動作するようにします。アーキテクチャーを参照してください。

サーバーファームの強化サポート   新しいリモート ID ロックロジックを使用すると、Mobile Link 高可用性の同じリモート ID からの冗長な同期を防止できます。-ss オプションを設定する必要がなくなりました。サーバー起動同期または QAnywhere を Mobile Link サーバーファームと使用する場合は、監視サーバーが必要です。

TLS 暗号パッケージプログラムのサポートの変更   Mobile Link サーバーおよびクライアントで、RSA と ECC の両方の 256 ビット AES 暗号パッケージプログラムがサポートされるようになりました。また、ECC 暗号パッケージプログラムの RFC 4492 バージョンのサポートも追加されました。

動的メモリキャッシュ   動的メモリキャッシュでは、メモリキャッシュの使用量が増えるため、スワップを防ぐためにより大きいキャッシュサイズが必要になる場合があります。全体的なメモリの使用量はほぼ同じです。

新しい統合化 Outbound Enabler   mlsrv12 の -x オプションの新しい OE プロトコルを使用して、rsoe コマンドで呼び出されるスタンドアロンの Outbound Enabler の代わりに統合化 Outbound Enabler を使用します。-x mlsrv12 オプションを参照してください。

Sybase Central 用の新しい Relay Server プラグイン   Sybase Central 用の新しい Relay Server プラグインを使用すると、バックエンドファームとバックエンドサーバーを設定できます。Relay Server プラグインは、Windows と Linux のみでサポートされています。 Sybase Central 用の Relay Server プラグインを参照してください。

アップロードおよびダウンロードデータスクリプトの要件   ml_add_missing_dnld_scripts ストアドプロシージャーを使用して、欠落している download_cursor スクリプトか download_delete_cursor スクリプトまたはその両方を修正します。