廃止予定機能のリストはあくまでも予定であって完全なものとは限らず、変更される可能性があります。
次に、バージョン 12.0.0 で導入された Ultra Light の廃止予定機能と動作の変更を示します。サポートされているプラットフォームとバージョンについては、 http://www.ianywhere.jp/tech/1061806-os_components.htmlを参照してください。
ulcreate ユーティリティのサポート終了 ulcreate ユーティリティは使用できなくなりました。すべての機能は ulinit で処理されるようになりました。Ultra Light データベース初期化ユーティリティ (ulinit)を参照してください。
SQL パススルーのサポート終了 Ultra Light 11 でリリースされた SQL パススルーは、サポートされなくなりました。この機能はリモートデータベースの集中管理 で処理されるようになりました。
ALTER SYNCHRONIZATION PROFILE での OR REPLACE 句の使用のサポート終了 OR REPLACE 句は、ALTER SYNCHRONIZATION PROFILE 文から削除されました。
Ultra Light ODBC API のサポート終了 Ultra Light ODBC API がサポートされなくなりました。代わりに、Ultra Light C/C++ API を使用します。Ultra Light C/C++ プログラミングを参照してください。
Ultra Light for M-Business Anywhere のサポート終了 M-Business Anywhere の Ultra Light サポートは、Ultra Light 12 で廃止されます。
Palm オペレーティングシステムのサポート終了 Palm オペレーティングシステムは、Ultra Light 12 ではサポートされません。
Ultra Light C/C++ API の置き換え
uliface.h ヘッダーファイルで定義される Ultra Light C/C++ API は、ulcpp.h ヘッダーファイルで定義される新バージョンに置き換えられました。以前のバージョンの API は、引き続き使用できます。廃止された Ultra Light C/C++ API の詳細については、 http://dcx.sybase.com/1101ja/ulc_ja11/c-common-apiref.htmlを参照してください。
Ultra Light C/C++ API の古い実装を使用するには、Ultra Light アプリケーションプロジェクトに %SQLANY11%\SDK\C\ulcpp11.cpp ファイルを追加します。SQLANY11 は、SQL Anywhere のインストールディレクトリをポイントする環境変数です。
Ultra Light C/C++ API オブジェクトの変更 次のオブジェクトは前回のリリースから変更され、新しい Ultra Light C/C++ API に適用されます。
SQL パススルーは、API によってサポートされなくなりました。次のオブジェクトが削除されました。
Ultra Light C/C++ 共通 API オブジェクトの変更 前回のリリース以降、次のオブジェクトが変更されています。
MLFileTransfer 関数は、MLFileDownload に名前が変更されました。MLFileDownload メソッド [Ultra Light Embedded SQL]を参照してください。
force_transfer field of ml_file_transfer_info 構造体は削除されました。
enable_resume field of ml_file_transfer_info のデフォルトは、false ではなく true になりました。MLFileDownload メソッド [Ultra Light Embedded SQL]を参照してください。
ファイル転送の制御を強化するため、Mobile Link サーバーに渡される新しい remote_key field of ml_file_transfer_info が MLFileDownload でサポートされています。MLFileDownload メソッド [Ultra Light Embedded SQL]を参照してください。
Ultra Light 11.0 での埋め込み Visual C++ のサポート終了 Visual Studio 2003 のサポートは、Ultra Light 11.0 で終了しました。したがって、埋め込み Visual C++ のサポートは、Visual Studio 2005 に移動されました。
埋め込み SQL API オブジェクトの変更 前回のリリース以降、次のオブジェクトが変更されています。
SQL パススルーは、API によってサポートされなくなりました。次のオブジェクトが削除されました。
Ultra Light for M-Business Anywhere オブジェクトの変更 前回のリリース以降、次のオブジェクトが変更されています。
Connection クラスの GetSQLPassthroughScriptCount、ExecuteNextSQLPassthroughScript、 ExecuteSQLPassthroughScripts メソッドが削除されました。
DatabaseManager クラスの CreateDatabase メソッドの構文が変更されました。
Ultra Light .NET API オブジェクトの変更 前回のリリース以降、次のオブジェクトが変更されています。
ULConnection クラスの DatabaseManager プロパティが削除され、不要になりました。ULDatabaseManager は、シングルトンクラスではなく、静的になりました。ULDatabaseManager クラス [Ultra Light.NET]を参照してください。
ULConnectionParms クラスの DatabaseOnCE プロパティの名前が DatabaseOnDevice に変更されました。ULConnectionParms.DatabaseOnDevice プロパティ [Ultra Light.NET]を参照してください。
ULTableSchema クラスの GetOptimalIndex メソッドで、最適なインデックスの名前が返されるようになりました。ULTableSchema.GetOptimalIndex メソッド [Ultra Light.NET]を参照してください。
ULConnection クラスの CountUploadRows(String, UInt32) メソッドが削除されました。CountUploadRows(String, Int64) を代わりに使用します。ULConnection.CountUploadRows メソッド [Ultra Light.NET]を参照してください。
SQL パススルーは、API によってサポートされなくなりました。次のオブジェクトが削除されました。
ULDatabaseSchema クラスの GetPublicationSchema メソッドと一緒に、ULPublicationSchema クラスとそのメソッドが削除されました。SYNC_ALL_DB フィールドと SYNC_ALL_PUBS フィールドが、ULConnection クラスに移動されました。ULConnection.SYNC_ALL_DB フィールド [Ultra Light.NET]とULConnection.SYNC_ALL_PUBS フィールド [Ultra Light.NET]を参照してください。
ユーザーパブリケーション制限の増大 ユーザーパブリケーションの最大数は 63 に増加されました。
Ultra Light データベースのデフォルトのエンコードは UTF-8 エンコード Ultra Light データベースは、UTF-8 エンコードがデフォルトになりました。Ultra Light utf8_encoding 作成パラメーターを参照してください。
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